めやす‐かた【目安方】
江戸時代、評定所で民事訴訟の訴状の調査を担当した諸役人。
めん【免】
1 やめさせること。免官・免職。「卑(ひく)い処では—が恐いという肚(はら)で」〈紅葉・二人女房〉 2 ゆるすこと。免除すること。「—ヲヤル」〈日葡〉 3 江戸時代、石高(こくだか)または収穫高...
めん‐じょう【免状】
1 免許の証として授与する文書。免許状。「教員の—」「渡航—」 2 卒業証書のこと。「総代で—をもらう」 3 江戸時代、その年の上納すべき年貢高を記して、領主から村方へ交付した文書。年貢割付状。...
めん‐ぞう【眠蔵】
禅宗で、寝室・納戸(なんど)の類をいう。眠堂(めんどう)。
もう【網】
[常用漢字] [音]モウ(マウ)(呉) [訓]あみ 〈モウ〉 1 あみ。「網膜・網羅/漁網・天網・法網・羅網」 2 連絡がとれるように張りめぐらした組織。「通信網・鉄道網」 3 あみを打つ。「...
もうあんじょう【盲安杖】
江戸初期の法語集。1巻。鈴木正三著。元和5年(1619)成立。禅の立場から人の守るべき10の徳目を説き、仏教が社会倫理にそむくとする儒者の攻撃に反論する。
もう‐ろく【耄碌】
[名](スル) 1 年をとって頭脳や身体のはたらきがおとろえること。老いぼれること。「近頃—して人の名前が出てこない」 2 (「亡六」とも書く)上方(かみがた)で、武家奉公の下男。折助(おりすけ...
もおか【真岡】
栃木県南東部の市。鬼怒川の東岸にあり、江戸時代は代官所が置かれた。真岡木綿の産地。平成21年(2009)に二宮町を編入。人口8.2万(2010)。もうか。
「真岡木綿」の略。
もがも
[終助]《終助詞「もが」+終助詞「も」から。上代語》名詞、形容詞および助動詞「なり」の連用形、副詞、助詞に付く。上の事柄の存在・実現を願う意を表す。…があればいいなあ。…(で)あってほしいなあ。...
もくせいさいがみだればこ【木製彩画乱筥】
江戸時代中期の陶工・画家、尾形乾山による工芸作品の一。桐材の素地に絵付けした箱で、外側にはすすき、内側には波に千鳥の図が描かれている。国指定重要文化財。大和文華館蔵。武蔵野隅田川図乱箱。