やっこ‐はいかい【奴俳諧】
江戸前期、江戸で流行した奴詞(やっこことば)を用いて作った俳諧。六方俳諧。
やっこ‐ひげ【奴髭】
江戸時代、奴2などが生やした、鎌髭(かまひげ)。
やつはしず【八ツ橋図】
江戸時代中期の陶工・画家、尾形乾山の筆による絵画。「伊勢物語」の第9段を典拠とする。国指定重要文化財。文化庁蔵。八橋図。
やつはしまきえらでんすずりばこ【八橋蒔絵螺鈿硯箱】
江戸中期の画家、尾形光琳の代表作のひとつ。木製漆塗の硯箱。光琳が好んだ「伊勢物語」の第9段、八橋の場面のモチーフで装飾されている。国宝。東京国立博物館蔵。
やつぶち‐の‐たき【八ツ淵の滝】
滋賀県高島市にある滝。七遍返(しちへんがえ)し淵・貴船(きぶね)ヶ淵・屏風ヶ淵・小摺鉢(こすりばち)・大摺鉢(おおすりばち)・唐戸(からと)の淵・障子ヶ淵・魚止(うおどめ)の淵の、八つの滝が連な...
や‐ど【宿/屋戸】
《「屋の処(と)」の意か。または「屋の戸」「屋の外(と)」の意か》 1 家。すみか。「埴生(はにゅう)の—」 2 《「やどり」との混同から》旅先で一時的に泊まる家。また、宿屋。「今日の—を決める...
やど‐あずけ【宿預け】
1 江戸時代、江戸に出府した被疑者を公事宿(くじやど)に預けたこと。 2 江戸時代、主人の家で不正を働いた召使いなどを、その請け人に預けたこと。
やど‐がえ【宿替え】
[名](スル)居所を替えること。転居。引っ越し。「アパートから一戸建てに—する」
やど‐ふだ【宿札】
1 江戸時代、大名・旗本などが宿泊する本陣や脇本陣の門または宿の出入り口に、宿泊者の名を書いて掲げた札。関札(せきふだ)。しゅくさつ。 2 姓名などを記し、門口に掲げて、その人の住居であることを...
やない【柳井】
山口県南東部の市。瀬戸内海に面し、商業港として発達。エレクトロニクスや機械工業が行われる。刺身用の甘露醤油を特産。人口3.5万(2010)。