よろい‐ど【鎧戸】
1 小幅の横板を傾斜をもたせて並べた鎧板を取り付けてある戸。錣戸(しころど)。がらり戸。 2 ⇒シャッター1
よろい‐まど【鎧窓】
鎧戸をつけた窓。
よわなさけうきなのよこぐし【与話情浮名横櫛】
歌舞伎狂言。世話物。9幕。3世瀬川如皐(じょこう)作。嘉永6年(1853)江戸中村座初演。木更津の博徒の妾(めかけ)お富と伊豆屋の若旦那与三郎の情話を描いたもので、特に4幕目「源氏店(げんじだな...
夜(よ)を籠(こ)・む
まだ夜が明けないでいる。夜がまだ深い。「—・めて竹の編み戸にたつ霧の晴ればやがてやあけむとすらむ」〈山家集・上〉
らい【瀬】
[常用漢字] [音]ライ(呉)(漢) [訓]せ 〈ライ〉水の流れの浅い所。流れの急な所。「急瀬(きゅうらい)」 〈せ〉「瀬戸/浅瀬・川瀬・早瀬」
らいさんようとそのじだい【頼山陽とその時代】
中村真一郎による、江戸時代後期の儒学者・漢詩人、頼山陽の評伝。昭和46年(1971)刊行。翌年、第22回芸術選奨(文部大臣賞)受賞。
らかん‐ざん【羅漢山】
山口県・広島県の県境にある山。山口県岩国市と広島県廿日市(はつかいち)市にまたがり、標高1109メートルの独立峰。山頂は平坦で、北に西中国山地を南に瀬戸内海を望むことができ、晴れた日には四国山地...
らかん‐だい【羅漢台】
江戸時代の劇場の観客席の一。舞台下手奥に設けられた下等の桟敷席で、並んだ客が五百羅漢像のように見えるところからいう。
らく‐ご【落語】
寄席演芸の一。こっけいを主にした話芸で、話の終わりに落ちのあるのが特徴。江戸初期の「醒睡笑(せいすいしょう)」の作者安楽庵策伝(あんらくあんさくでん)を祖とするという。江戸系と上方系とがあり、同...
らく‐せき【落籍】
[名](スル) 1 戸籍簿から抜け落ちていること。 2 名簿から名を除くこと。仲間から抜けること。 3 抱え主への前借金などを払ってやって、芸者や娼妓(しょうぎ)の稼業から身をひかせること。身請...