らん‐せい【欄井】
井桁(いげた)のある井戸。
ランビキ
《(ポルトガル)alambiqueから。「蘭引」とも書く》江戸時代、酒類などの蒸留に用いた器具。陶器製の深なべに溶液を入れ、ふたに水を入れてのせ、下から加熱すると、生じる蒸気がふたの裏面で冷やさ...
ランプ【(オランダ)・(英)lamp】
1 西洋風の灯火器の一種。石油を入れた器に火をともす芯をさし、周囲をガラスの火屋(ほや)でおおったもの。江戸末期に渡来。 2 電灯。「テール—」 [補説]「洋灯」とも書く。
らん‐ぽう【蘭方】
江戸時代、オランダから伝わった医術・薬学。「—医」
らん‐もん【羅門/羅文】
「らもん(羅門)」に同じ。「—破れて、蔀(しとみ)、遣戸(やりど)もたえてなし」〈平家・三〉
ラーケン【(オランダ)laken】
江戸時代に渡来したラシャの類。ランケン。
り【里】
1 尺貫法の距離の単位。1里は36町で、3.927キロ。令制では300歩(ぶ)をいい、6町すなわち654メートルにあたる。 2 律令制で、地方行政区画の最小単位。大化の改新によって設置されたもの...
りえん‐じょう【離縁状】
夫が妻を離縁するときにその旨を記して渡す書状。江戸時代、妻はこれを受け取れば再婚することができた。三くだり半。去り状。離別状。
りくぐん‐しょ【陸軍所】
江戸末期の幕府の軍事訓練所の一。慶応2年(1866)従来の講武所に代わって設置。
りくぐん‐そうさい【陸軍総裁】
江戸幕府の職名。幕府陸軍の総轄者。文久2年(1862)設置、慶応4年(1868)廃止。