ひき‐かえし【引(き)返し】
1 もとへ戻ること。 2 女性の和服の仕立てで、表と同じ布地を裾回しに用いること。また、その仕立て。ひっかえし。 3 《「引き返し幕」の略》歌舞伎で、一連の場面なのに、道具などの都合で続けられな...
ひき‐かえ・す【引(き)返す】
[動サ五(四)] 1 進んできた道をもとへ戻る。ひっかえす。「途中で—・す」 2 もとの状態に戻る。昔のようになる。「まだ(琴ノ)調べも変はらず、—・し、その折、今の心地し給ふ」〈源・松風〉 3...
ひっ‐こ・む【引っ込む】
《「ひきこむ」の音変化》 [動マ五(四)] 1 ㋐突き出たものが、元のほう、元の状態に戻る。「ダイエットで腹が少し—・んだ」 ㋑本来の面よりも内に入り込んだ状態になる。「寝不足で目が—・む」 ...
ひと‐めぐり【一巡り/一周り】
[名](スル) 1 一度回ってもとに戻ること。ひとまわり。「公園を—する」 2 一周忌。一回忌。「けふは、なほ—にあたれりといふを聞きて」〈泊船集〉 [補説]作品名別項。→ひとめぐり
暇(ひま)を取(と)・る
1 休暇を取る。暇をもらう。「法事のため—・る」 2 使用人などがやめる。また、妻のほうから離縁する。暇をもらう。「—・って実家へ戻る」 3 時間がかかる。暇どる。「—・る作業」
びじょとやじゅう【美女と野獣】
《原題、(フランス)La Belle et la Bête》 童話の一。魔法で醜い野獣の姿に変えられた王子が、心優しい娘の愛によって本来の姿に戻る。18世紀のフランスの童話作家ボーモン夫人によ...
フォトクロミズム【photochromism】
ある種の物質に光を照射すると色調・濃度が変わり、光を遮ると元に戻る現象。この現象を利用したフォトクロミックガラス、フォトクロミックレンズなどがある。フォトクロミー。光互変。光可逆変色。
フォトクロミック‐ガラス
《(和)photochromic+glas(オランダ)》光を照射すると色調・濃度が変わり、光を遮ると元に戻るガラス。塩化銀などを混入したもの。眼鏡などに使用。
フォトクロミック‐レンズ【photochromic lens】
光の照射によって色調・濃度が変わり、照射を止めると元の状態に戻るレンズ。
フォンタン‐しゅじゅつ【フォンタン手術】
上大静脈と下大静脈の両方を肺動脈とつなぐ手術。三尖弁閉鎖症・左心低形成症候群・単心室症など先天的に心室が一つしかない疾患の治療として行われる。手術によって、心臓から出た血液が全身をめぐり、肺で酸...