あい【間】
1 物と物とのあいだ。「—の小門(くぐり)を開けて」〈木下尚江・良人の自白〉 2 ひと続きの時間。あいま。「喜ぶ—は少なくて」〈露伴・日ぐらし物語〉 3 「間駒(あいごま)」の略。 4 「間狂言...
あいがなくてははじまらない【愛がなくてははじまらない。】
唯川恵のエッセー集。恋愛をテーマとする。平成13年(2001)に大和書房のホームページ上で連載されたエッセーに加筆し、平成14年(2002)に刊行。
あい‐ぐ・す【相具す】
[動サ変] 1 連れていく。伴う。「我をいざなひて—・して、いづくとも覚えぬ所に行きしに」〈今昔・三一・九〉 2 夫婦になる。連れ添う。「宰相殿と申す女房に—・して」〈平家・四〉
アイゼンメンジャー‐しょうこうぐん【アイゼンメンジャー症候群】
《Eisenmenger syndrome》心室中隔欠損などの疾患により肺高血圧症が亢進し、静脈血が動脈側に流れ込み、チアノーゼが現れる状態。左心房と右心房、左心室と右心室を隔てる壁に欠損孔があ...
アウガルテン【Augarten】
オーストリアの首都ウィーンにある公園。市街北部に位置し、かつてハプスブルク家の狩猟場だった。17世紀建造のバロック様式のアウガルテン宮殿、18世紀創設のアウガルテン磁器工房、美術館などがある。
あお‐ぶさ【青房】
相撲で、土俵上のつり屋根の北東の隅に垂らす青(緑)色の房。春と青竜を表す。→赤房 →黒房 →白房
あお‐もの【青物】
1 《女房詞から》青色の野菜。蔬菜(そさい)。「—市場」 2 背の青い魚。青魚。
あか‐あか【赤赤】
[副]非常に赤いさま。真っ赤なさま。「—と燃えさかる火の手」 [名]赤小豆(あかあずき)をいう女房詞。あか。
あかいまゆ【赤い繭】
安部公房の短編小説。昭和25年(1950)、雑誌「人間」に発表。昭和26年(1951)、第2回戦後文学賞受賞。
あか‐おまな【赤御真魚】
《身が赤いところから》鮭(さけ)・鱒(ます)などをいう女房詞。あかまな。