すい‐もん【水門】
湖沼・貯水池・水路などで、水量調節・取水・排水・船運のため、必要に応じて開閉できるようにした門・扉などの構造物。→樋門(ひもん)
すう【枢〔樞〕】
[常用漢字] [音]スウ(慣) [訓]とぼそ くるる 物事のかなめとなるところ。「枢機・枢軸・枢要・枢密院/中枢」 [補説]原義は、扉の回転軸、とぼそ。 [名のり]たる
すかし‐もん【透かし門】
1 外から内部が見えるような扉にしてある門。 2 門扉の下半分を板張りにし、上部を格子にした門。古く城門などで、敵を槍で突いたり矢を射かけたりするためにつくられた。透き門。
すど‐もん【簀戸門】
扉に竹で作ったすのこを打ちつけ、外を透かして見ることのできる門。簀戸。
すみよし‐づくり【住吉造(り)】
神社本殿形式の一。切妻造り、妻入りで、屋根は反りがなく、棟に千木(ちぎ)と鰹木(かつおぎ)を置く。内部は二室に分かれ、それぞれの正面に板扉を設ける。住吉大社本殿が代表例。
ずいこう【瑞光】
唐招提寺御影堂(みえいどう)内の、鑑真和上坐像を収めた厨子(ずし)の扉絵。日本画家、東山魁夷が制作したもの。昭和56年(1981)完成。来日した鑑真が降り立った、鹿児島県秋目浦の風景を描いている。
ず‐し【厨子】
1 仏像・舎利・経巻を安置する仏具。正面に両開きの扉をつける。「玉虫の—」 2 食物・書籍などを入れる置き棚。内部に棚を設け、両開きの扉をつける。厨子棚。
ずし‐だな【厨子棚】
1 「厨子2」に同じ。 2 武家の調度の一。三段からなる置き棚で、中・下段に両開きの扉をつけたもの。江戸時代には大名家の嫁入り道具ともなった。→三棚(さんたな)
せいマリア‐だいせいどう【聖マリア大聖堂】
《Hildesheimer Dom St. Mariä Himmelfahrt》ドイツ北西部の都市ヒルデスハイムにある大聖堂。11世紀初めにロマネスク様式のバシリカ式聖堂として建造された。14世...
せきのと【関の扉】
歌舞伎舞踊「積恋雪関扉(つもるこいゆきのせきのと)」の通称。