差(さ)す手(て)引(ひ)く手(て)
1 差す手と引く手。舞の手ぶりにいう。「—のあでやかさ」 2 一挙一動。また、何かにつけて。副詞的にも用いる。「—に油断なく、…千貫目余の分限とはなりぬ」〈浮・永代蔵・四〉
さって【幸手】
埼玉県北東部の市。江戸時代は奥州街道と日光御成(おなり)街道の宿場町。権現堂堤の桜並木は有名。人口5.4万(2010)。
さ‐で【叉手】
⇒叉手網(さであみ)
さ‐で【桟手】
林中などで木材を運び出す装置で、厚材を底に敷き、両側に防材を設け、勾配をつけて、その上を滑らせて落とすもの。
さばき‐て【裁き手/捌き手】
1 物事の処理や理非の判断をする人。また、その才能のある人。 2 売り手。 3 心のさばけた人。「心のきれた—の」〈浄・賀古教信〉
さよく‐しゅ【左翼手】
野球で、左翼を守備する外野手。左翼。レフト。
さる‐で【猿手】
太刀の柄頭(つかがしら)の兜金(かぶとがね)につけた鐶(かん)。腕貫(うでぬき)の緒を形式化したもの。
さわ‐て【沢手】
江戸時代、穀物や肥料などを輸送する途中、海水や雨水によって濡れ損じること。また、その貨物。「コノ荷ハ—ガアル」〈和英語林集成〉
さんじゅ【散手】
雅楽。唐楽。太食(たいしき)調で新楽の中曲。一人舞の武舞(ぶのまい)で、番子(ばんこ)二人を従える。番舞(つがいまい)は貴徳。散手破陣楽。主皇破陣楽。
さんるい‐しゅ【三塁手】
野球で、三塁を守備する内野手。サード。