うち‐だし【打(ち)出し】
1 《「打ち出し太鼓」から》芝居・相撲で、一日の興行の終わり。また、その合図。はね。 2 金属板の裏面から模様や浮き彫りを打ち出す金工技法。鎚鍱(ついちょう)。 3 「出衣(いだしぎぬ)2」に同...
うちだし‐だいこ【打(ち)出し太鼓】
芝居・相撲などで、一日の興行の終わりを告げるため打つ太鼓。
うち‐だ・す【打(ち)出す】
[動サ五(四)] 1 ㋐太鼓などを打ちはじめる。「鐘を—・す」 ㋑(「撃ち出す」とも書く)鉄砲などを打ちはじめる。また、弾丸などを打って出す。「大砲を—・す」 2 金属などを裏から打って模様を表...
うち‐で【打(ち)出】
1 打ち出すこと。作り出されたもの。 2 「打ち出(い)での衣(きぬ)」に同じ。「藤壺の上の御局(みつぼね)に、つぶとえもいはぬ—どもわざとなくこぼれ出でて」〈大鏡・師輔〉
うちで‐の‐こづち【打(ち)出の小槌】
それを振ればなんでも思いどおりの物が出てくるという小さな槌。
うちで‐の‐はま【打出浜】
滋賀県大津市松本町付近の琵琶湖岸の名称。うちいでのはま。[歌枕]「近江なる—のうちいでつつ怨みやせまし人の心を」〈拾遺・恋五〉