おい‐おと・す【追(い)落(と)す】
[動サ五(四)] 1 下位にあったものが勢力を増してきて、上位のものをその地位から追いやる。「首位の座から—・される」 2 追って、下の方へ落とす。「敵勢を谷へ—・す」 3 都から地方へ追い払う...
おい‐せん【追(い)銭】
支払ったうえに、さらに余分に払う金。おいがね。「盗人に—」
おい‐だ・す【追(い)出す】
[動サ五(四)] 1 追い立てて外へ出す。追い払う。「猫を部屋から—・す」 2 その人が属している社会・集団から締め出して関係を断つ。「組合から—・される」
おい‐の・ける【追い退ける】
[動カ下一][文]おひの・く[カ下二]追って、そこからどかせる。追い払う。「暁の光は次第に四方(あたり)の闇を—・け」〈美妙・武蔵野〉
おいのり‐ぶぎょう【御祈奉行】
鎌倉幕府・室町幕府の臨時の職。陰陽家や僧侶に、将軍家の疾病や怪異・天災などを払う祈祷(きとう)をさせた。祈奉行。
おい‐はらい【追(い)払い】
1 追い払うこと。「農作物を荒らす害獣の—に知恵を絞る」 2 江戸時代の刑罰の一。長崎で、市中・郷中から追放した刑。 [補説]「おいばらい」は別語。
おい‐ばらい【追(い)払い】
[名](スル)あとから追加として支払うこと。追加払い。「時効になった年金の—対象者」 [補説]「おいはらい」は別語。
おい‐や・る【追い遣る】
[動ラ五(四)] 1 追ってその場から去らせる。追い払う。「犬を—・る」「疑念を頭から—・る」 2 無理やりある状態におちいらせる。「閑職に—・る」「苦境に—・る」
お・う【追う/逐う】
[動ワ五(ハ四)] 1 ㋐先に進むものに行き着こうとして急ぐ。あとをついて行く。追いかける。「母親のあとを—・う幼な子」「逃走者を—・う」「機影をレーダーで—・う」 ㋑目標となるものに至り着こう...
おうえき‐ふたん【応益負担】
自分が受けた利益に応じたものを負担すること。特に、医療・介護・福祉サービスで、所得に関係なく受けたサービスの内容に応じて対価を支払うこと。医療費を一律1割負担とするなど。定率負担。→応能負担