うきふね【浮舟】
源氏物語第51巻の巻名。また、その女主人公の名。宇治の八の宮の娘。薫(かおる)大将・匂宮(におうみや)の二人との愛に苦しみ、宇治川に入水するが、横川(よかわ)の僧都(そうず)に助けられて尼とな...
おたま‐が‐いけ【お玉ヶ池】
東京都千代田区神田にあった池。また、その周辺の地名。お玉という女性が投身したところからの名といい、周辺に千葉周作の道場や種痘所があった。
ちご‐が‐ふち【稚児ヶ淵】
神奈川県藤沢市の江の島にある淵。相承院の稚児、白菊の投身した所という。
べきら【汨羅】
中国湖南省北東部を流れる川。湘江(しょうこう)の支流。楚(そ)の屈原が投身した川として有名。汨水。汨羅江。ミールオ。
み‐なげ【身投げ】
[名](スル)みずから水中・火口などに飛び込んで死ぬこと。投身。「川に—する」
身(み)を投(な)・げる
1 投身自殺をする。「屋上から—・げる」 2 からだを投げ出すようにして速く走る。「狐、—・げて逃ぐれども」〈宇治拾遺・一〉 3 物事に熱中する。「鞠に—・ぐる若君達」〈源・若菜上〉
りそう【離騒】
《「離」は遭う、「騒」は憂え。憂えに遭(あ)う意》「楚辞」の代表的な長編詩。中国の戦国時代、楚(そ)の屈原の詩で、讒言(ざんげん)によって王に追放され、失意のあまり投身を決するまでの心境を夢幻的...