なげ‐す・てる【投(げ)捨てる/投げ棄てる】
[動タ下一][文]なげす・つ[タ下二] 1 ほうり出して捨てる。「空き缶を—・てる」 2 途中でやめてそのままほうっておく。「仕事を半分で—・てる」
なげ‐ずきん【投(げ)頭巾】
四角い袋状に縫い、上端を後ろに折り垂らしてかぶる頭巾。江戸時代、傀儡師(くぐつし)・飴(あめ)売りなどが着用。黒船頭巾。
なげ‐せん【投(げ)銭】
大道芸人やこじきなどに、金銭を投げ与えること。また、その金銭。なげぜに。 [補説]近年、インターネット上で、無料コンテンツの閲覧者が、その提供者に金銭などを寄付することにもいう。→ネット投げ銭
なげ‐だし【投(げ)出し】
1 投げ出すこと。投げ出してあること。「道具を—にしたまま帰る」 2 料理屋などで、客が最初に金を渡し、その額に相当したまかないをさせること。
なげ‐だ・す【投(げ)出す】
[動サ五(四)] 1 投げて外へ出す。ほうりだす。「がらくたを外へ—・す」 2 投げるように乱暴につきだす。また、無造作に置く。「床に足を—・す」「本を机の上に—・す」 3 物事を成就しないうち...
なげ‐つ・ける【投(げ)付ける】
[動カ下一][文]なげつ・く[カ下二] 1 目標に向かって投げる。また、乱暴に投げる。「相手をマットに—・ける」 2 乱暴な言葉を相手に向けて強く発する。「ひどい言葉を—・ける」
なげ‐つるべ【投(げ)釣瓶】
1 釣瓶に縄をつけ、水中に投げ入れて水を汲み上げるもの。 2 釣瓶の両端につけた縄を二人で持ち、水中に投げ入れて水を汲み上げるもの。溝さらいや田の灌漑(かんがい)に用いる。
なげ‐づり【投(げ)釣(り)】
砂底の海岸で、リールを使って仕掛けを遠くに投げる釣り方。キス・ニベ・カレイなどを対象とする。
なげ‐とば・す【投(げ)飛ばす】
[動サ五(四)]手荒く投げる。勢いよく遠くへ投げる。「大男を—・す」
なげ‐なわ【投(げ)縄】
先端を輪に結んだ長い縄。遠くから投げて動物を捕らえるのに用いる。