しか‐かくげん【四箇格言】
日蓮が、他宗が仏の道から外れているとして折伏(しゃくぶく)するために唱えた、「念仏無間(むけん)・禅天魔・真言亡国・律国賊」の4句。
しゃくぶく‐もん【折伏門】
折伏によって人を帰依させる法門。
しょう‐しゃく【摂折】
摂受(しょうじゅ)と折伏(しゃくぶく)。
しょう‐じゅ【摂受】
仏語。衆生(しゅじょう)の善を受け入れ、収めとって導くこと。→折伏(しゃくぶく)
せっ‐ぷく【折伏/折服】
[名](スル)相手を打ち負かして、自分に従わせること。→しゃくぶく(折伏)「人と議論するに、己の説を主張し彼れを—することを為さず」〈中村訳・西国立志編〉
せつ【折】
[音]セツ(漢) シャク(慣) [訓]おる おり おれる [学習漢字]4年 〈セツ〉 1 おり曲げる。おれる。「右折・曲折・屈折・骨折・左折」 2 二つに分け離す。「折衷・折半」 3 途中でく...
にちれん‐しゅう【日蓮宗】
仏教の一宗派。鎌倉時代に日蓮が開いた。法華経を所依(しょえ)とし、南無妙法蓮華経の題目を唱える実践を重んじ、折伏(しゃくぶく)・摂受(しょうじゅ)の二門を立て、現実における仏国土建設をめざす。の...
ふく【伏】
[常用漢字] [音]フク(漢) ブク(呉) [訓]ふせる ふす 〈フク〉 1 地にふせる。「伏拝/起伏・倒伏・俯伏(ふふく)・平伏」 2 隠れて表面に現れない。ひそむ。「伏在・伏線・伏兵・伏流...