おり‐けい【折り罫】
字を書くときに罫の代用として紙につけた折り目。
おり‐こみ【折(り)込み】
1 折り込むこと。また、その物。特に、雑誌や新聞などの間に折り込む広告びらや薄い付録など。 2 雑俳で、課題の漢字の2文字を1句の中に詠み込むもの。「振向」を詠み入れた「松の振見て向け直す春日形...
おりこみ‐こうこく【折(り)込み広告】
新聞や雑誌に挟み込まれて配布される、別紙の広告。ちらし。
おり‐こ・む【折(り)込む】
[動マ五(四)] 1 内側に折る。また、折り曲げて中の方へ入れる。「シーツの端をマットレスの下に—・む」 2 折って他の物の間に挟み入れる。「新聞に広告を—・む」
おり‐ごと【折り琴】
折り畳みができるように作った琴。「いはゆる—、継ぎ琵琶これなり」〈方丈記〉
おり‐しき【折(り)敷(き)】
左足のひざを立て、右足を折って腰を下ろした構え。
おり‐し・く【折(り)敷く】
[動カ五(四)] 1 銃撃などのために、片ひざをついた姿勢をとる。「私は砂に—・き、いい加減に発射した」〈大岡・野火〉 2 木の枝や草などを折って敷く。「其蘆(あし)を—・いて」〈蘆花・自然と人生〉
おり‐し‐も【折しも】
[副]《「し」「も」はともに強めの助詞》ちょうどその時。折から。「—強風が吹き荒れる」
折(おり)しもあれ
ちょうどその時。折もあろうに。「—、対面に聞こえつべきほどにもあらざりければ」〈かげろふ・中〉
おりしり‐がお【折知り顔】
その時節をよく知っていると言いたそうな顔つき、ようす。「垣の山茶花(さざんか)—に匂いて」〈一葉・われから〉