しん‐ぱい【神拝】
《古くは「じんばい」とも》 1 神を拝むこと。神社にもうでること。「鎌倉に移し奉れる八幡の御社に—にまうづる」〈増鏡・新島守〉 2 新任の国司が、任国内の神社に初めて参拝すること。「—といふわざ...
掌(たなごころ)を合(あ)わ・す
手を合わせて拝む。合掌する。「九院こぞって—・せ」〈太平記・一四〉
手(て)を合(あ)わ・せる
1 両方の手のひらを合わせる。感謝の気持ち、懇願の気持ちなどを表す。「小遣い銭欲しさに親に—・せる」 2 拝む。合掌する。「神棚に—・せる」 3 相手として勝負する。手合わせをする。「有段者と—...
手(て)をつく・る
手を合わせて拝む。「首(かうべ)を傾(かたぶ)け—・りてこれを信じ貴びけり」〈今昔・三一・二六〉
なも【南無/那謨】
[感]「なむ(南無)」に同じ。「—当来導師とぞ拝むなる」〈源・夕顔〉
にじゅうろくや‐まち【二十六夜待ち】
江戸時代、陰暦正月・7月の26日の夜、月の出るのを待って拝むこと。月光の中に弥陀・観音・勢至の三尊が現れると言い伝えられ、特に江戸高輪(たかなわ)から品川あたりにかけて盛んに行われた。六夜待ち。
ねんじ‐ぶつ【念持仏】
日常身につけたり身辺に置いたりして拝む仏像。また、本尊として信仰する仏。持仏。
はい‐れい【拝礼】
[名](スル)頭を下げて礼をすること。拝むこと。はいらい。「神前に—する」
はか‐まいり【墓参り】
[名](スル)墓に参って拝むこと。特に、盂蘭盆(うらぼん)に先祖の墓にお参りすること。墓詣で。ぼさん。《季 秋》
はらえ‐がわ【祓川】
神仏を拝む前に身を清めるための川。みそぎをする川。