それ‐ら【其れ等】
[代]中称の指示代名詞。「それ」の複数形。「山と川と海、—がすべて美しい」
だい‐めいし【代名詞】
1 品詞の一。自立語のうち、特定または一般の名称を用いず、人・事物・場所・方向などを直接に指示する語。人称代名詞・指示代名詞に大別される。 2 そのものを典型的に表しているもの。「うさぎ小屋は日...
ち
[語素]指示代名詞の下に付いて、方角・場所・時間などの意を表す。「こ—(此方)」「いず—(何処)」
ちゅう‐しょう【中称】
文法で、指示代名詞のうち、話し手よりも聞き手のほうに近い事物・場所・方向を示すもの。口語の「それ」「そこ」「そちら」、文語の「そ」「そち」「そなた」など。→近称 →遠称 →不定称
ど‐いつ【何奴】
[代] 1 不定称の人代名詞。「だれ」のぞんざいな言い方。「そんな無礼を言うのはどこの—だ」 2 不定称の指示代名詞。「どれ」のぞんざいな言い方。「—でも同じだよ」
ど‐こ【何処/何所】
[代]《「いづこ」の音変化「いどこ」がさらに変化した語》不定称の指示代名詞。はっきりと指示できない場所や状況などをさす。 1 どの場所。どの部分。どんなところ。「—へ行こうか」「—が悪かったのか...
どこ‐そこ【何処其処】
[代]不定称の指示代名詞。ある場所を漠然とさし示していう。これこれの所。「—のだれだれ、と名のってください」
どこ‐もと【何処許】
[代]不定称の指示代名詞。どのあたり。どこら。「—なりとも、片陰のよささうな所に居たいの」〈虎清狂・猿座頭〉
どこ‐ら【何処ら】
[代]不定称の指示代名詞。どこのあたり。どのへん。どこいら。「工事のほうは—まで進んでいますか」
ど‐ち【何方】
[代]《「いづち」の音変化》不定称の指示代名詞。どっち。どちら。「皆々—へおぢゃる」〈虎明狂・悪坊〉