とり‐な・す【取(り)成す/執(り)成す】
[動サ五(四)] 1 対立する二者の間に立って、事態が好転するようにうまくとりはからう。また、その場の気まずい雰囲気をうまくまとめる。「座を—・す」 2 なかだちをする。仲介する。「面会できるよ...
とり‐ま・く【取(り)巻く】
[動カ五(四)] 1 まわりを囲む。取り囲む。「やじうまに—・かれる」「業界を—・く事情」 2 人にまつわりついて、気に入るように振る舞う。「客に—・く」
どく‐せん【独擅】
自分ひとりが思うままに振る舞うこと。
どくせん‐じょう【独擅場】
その人だけが思うままに振る舞うことができる場所・場面。ひとり舞台。 [補説]「擅」を「壇」と誤り、「ひとり舞台」の意から「独壇場(どくだんじょう)」というようになった。
どく‐そう【独走】
[名](スル) 1 ひとりで走ること。 2 他を大きく引き離して先頭を走ること。「—態勢にはいる」 3 他とは関係なく、ひとり自分勝手に振る舞うこと。「功を急いで—する」
泣(な)く子(こ)も目(め)を開(あ)け
泣いている子でも、目をあけて周囲の状況を見る。いくら思慮分別のない者でも、少しは時と場合とを考えて振る舞うものだ。
なさけ‐だ・つ【情け立つ】
[動タ四] 1 情けがありそうに振る舞う。「わざとならねど、—・ち給ふ若人は恨めしと思ふもありけり」〈源・藤裏葉〉 2 みやびやかなことをする。風流ぶる。「—・ちたる筋はこのころの人に、えしも勝...
何(なに)食(く)わぬ顔(かお)
何も知らない、自分には関係ないという顔つき、またはそのように振る舞うようす。そしらぬ顔。「人を裏切りながら—でつき合う」
なま‐ぎき【生聞き】
[名・形動] 1 いい加減に聞くこと。また、そのさま。「注意を—にしていて痛い目にあう」 2 よく知りもしないで、知ったかぶりに振る舞うこと。また、その人やさま。半可通。「恋愛があるのないのと—...
なま‐さかしら【生賢しら】
ちょっと利口そうに振る舞うこと。「—などする人は」〈かげろふ・上〉