ふ・る【振る】
[動ラ五(四)] 1 からだの一部を、また物の一方の端をもって上下・左右・前後に何度も繰り返すようにして動かす。「ハンカチを—・る」「腕を—・って歩く」「犬がしっぽを—・る」 2 手を動かして握...
ふるい‐おこ・す【奮い起(こ)す/振るい起(こ)す】
[動サ五(四)] 1 (奮い起こす)はげまして気力を盛んにする。「勇気を—・す」 2 (振るい起こす)手段・方法などを尽くして、学術・産業などの勢いを盛んにする。「工業を—・す」
ふるい‐おと・す【振るい落(と)す/篩い落(と)す】
[動サ五(四)] 1 (振るい落とす)細かく揺すって、そこについているものを下に落とす。「梅の実を—・す」「傘のしずくを—・す」 2 (篩い落とす)篩(ふるい)にかけて落とす。転じて、多くの中か...
ふる・う【振るう/揮う】
[動ワ五(ハ四)] 1 ㋐充実して勢いが盛んである。「国力が大いに—・う」「成績が—・わない」 ㋑(「ふるった」「ふるっている」の形で)普通とずいぶん変わっている。当たり前でない。とっぴである。...
ふるっ‐た【振るった/揮った】
[連体]「振るう1㋑」に同じ。「—話だ」
ふる‐まい【振(る)舞(い)】
1 振る舞うこと。挙動。また、態度。「立派な—」「立ち居—」 2 ごちそうをすること。もてなし。供応。「大盤—」 3 物の動き。特定の条件下における物の作用や性質。「分子の—」「コンピューターウ...
ふるまい‐ざけ【振(る)舞(い)酒】
祝儀などの際に、人に振る舞う酒。
ふるまい‐みず【振(る)舞(い)水】
暑中、飲料水を入れた桶を路傍に置いて、通行の人に自由に飲ませるもの。また、その水。水振る舞い。接待水。《季 夏》「昼過や—に日のあたる/虚子」
ふる‐ま・う【振(る)舞う】
[動ワ五(ハ四)] 1 動作・行動をする。「なれなれしく—・う」「紳士らしく—・う」 2 人にごちそうする。もてなす。「酒を—・う」 3 ことさらにつくろう。わざわざ趣向をこらす。「—・ひて興あ...
ぶ・る【振る】
[動ラ五(四)]《の接尾語が独立の動詞として用いられるようになったもの》えらそうに見せる。もったいぶる。気どる。「—・った態度」「—・って言うのじゃないが」 [接尾]《動詞五(四)段型活用...