上代、草木の花や枝などを髪に挿したこと。また、挿した花や枝。平安時代以後は、冠に挿すことにもいい、多く造花を用いた。幸いを願う呪術的行為が、のち飾りになったものという。→髻華 (うず) 

秋萩は盛り過ぐるをいたづらに—に挿さず帰りなむとや」〈・一五五九〉

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