さし‐はさ・む【挟む/挿む/差(し)挟む】
[動マ五(四)] 1 間に入れる。はさみこむ。「しおりを本に—・む」 2 他人の話に途中から割り込む。別の意見などを言って干渉する。「口を—・む」「異論を—・む」 3 ある考えを心中に含み持つ。...
さし‐ばな【挿(し)花】
花をさすこと。生け花。
さし‐ほ【挿(し)穂】
挿し木をするために親木から切り取った根・茎・葉。《季 春》
さし‐め【挿(し)芽】
草花類の新芽を切り取って土に挿して増やす方法。《季 春》→挿し木
さし‐もの【指物/差物/挿物】
1 戦国時代以降、戦場で武士が自分や自分の隊の目印として、鎧(よろい)の受筒(うけづつ)に立てたり部下に持たせたりした小旗や飾りの作り物。旗指物。背旗。 2 板をさしあわせて作った家具や器具。た...
さし‐やなぎ【差(し)柳/挿(し)柳】
[名]挿し木にした柳。一説に、芽を出した柳。《季 春》「出そびれて家にゐる日や—/荷風」 [枕]挿し木した柳が根を張る意から、「根」にかかる。「—根張り梓(あづさ)を大御手(おほみて)に」〈...
さ・す【差す/指す】
[動サ五(四)] 1 (差す) ㋐(「射す」とも書く)まっすぐに光が照り入る。光が当たる。「西日が—・す」 ㋑潮が満ちてくる。また、水が増して入り込む。しみ込む。「潮が—・す」「氾濫した川の水が...
さ・す【挿す】
[動サ五(四)]《「差す」と同語源》 1 細長い物を、他の物の中に突き入れる。「花瓶にバラを—・す」「かんざしを—・す」 2 挿し木をする。「菊を—・す」 3 (「差す」とも書く)刀などを帯の間...
す・ぐ【挿ぐ】
[動ガ下二]「すげる」の文語形。
すげ‐かえ【挿げ替え/箝げ替え】
すげかえること。つけかえ。「刃の—がきく」