つばめ【燕】
1 スズメ目ツバメ科の鳥。全長17センチくらい。上面が黒く下面は白、額・のどが赤い。翼が細長く、尾も長くて先が二またに分かれており、敏捷(びんしょう)に飛びながら昆虫を捕食。日本には夏鳥として渡...
つまあか‐すずめばち【褄赤雀蜂】
スズメバチ科の昆虫。体色は全体が黒く、腹部の先端が赤褐色。低木や地中に巣を作り、トンボ・ミツバチ・ハエなどを捕食する。南アジアから東南アジアにかけて分布。日本では特定外来生物。
つみ【雀鷹/雀鷂】
タカ科の鳥。日本のタカ類で最小。雌は全長約30センチ。雄は少し小さく、悦哉(えっさい)とよぶ。低山の林で繁殖し、主に小鳥を捕食する。
つめ‐だに【爪蜱】
ツメダニ科のダニの総称。体長0.3〜0.8ミリ、淡橙色または淡赤色をし、触肢が太く先端に爪がある。コナダニなどを捕食し、たまに人の皮膚炎の原因になることもある。
てん【貂/黄鼬】
食肉目イタチ科テン属の哺乳類。イタチに似て、体長45〜50センチ、尾長17〜23センチ。夏毛は全体に褐色。冬毛は変異がみられ、キテンとスステンの2型がある。夜行性で、小動物などを捕食。毛皮がよい...
てんぐ‐こうもり【天狗蝙蝠】
ヒナコウモリ科の哺乳類。小形で体長3〜6センチ。鼻孔が管状で突き出ている。昆虫を捕食。日本・東南アジアに分布、森林などにすむ。
てん‐てき【天敵】
ある生物に対して寄生者や捕食者となる他の生物。青虫などに対する寄生蜂(きせいばち)や、昆虫に対する鳥、カエルに対する蛇など。
てんてき‐のうやく【天敵農薬】
農作物を害虫や雑草から守るために放飼(ほうし)される昆虫等の生物。生物農薬の一つ。 [補説]寄生バチ、捕食性ダニ、テントウムシ、クサカゲロウ、ハナカメムシなどが利用されている。
とうしょ‐か【島嶼化】
大陸から隔離された島嶼部における生物の進化の傾向。小型動物は天敵による捕食や他種との競争が減少するため大陸の近縁種に比べて巨大化し、大型動物は餌資源の減少により矮小(わいしょう)化することが知ら...
とき【鴇/朱鷺/鵇/桃花鳥】
ペリカン目トキ科の鳥。全長77センチくらいで、淡紅色を帯びた白色。顔と脚が赤く、頭に冠羽があり、くちばしは黒く、下方に曲がる。水田や湿地でタニシ・ドジョウ・サワガニなどを捕食。巣は高い木の上に作...