さん・ずる【参ずる】
[動サ変][文]さん・ず[サ変] 1 上位者の所に「行く」また「来る」の意の謙譲語。参上する。まいる。うかがう。「門下生が急ぎ—・ずる」 2 一員として加わる。参加する。「商工組合に—・ずる」 ...
しい‐て【強いて】
[副]《動詞「し(強)いる」の連用形に接続助詞「て」が付いてできた語》 1 困難・抵抗・反対などを押し切って物事を行うさま。あえて。むりに。むりやり。「いやがる子に—やれとは言えない」 2 むし...
しか‐す‐がに【然すがに】
[副]《副詞「しか」+サ変動詞「す」+接続助詞「がに」からという》そうはいうものの。そうではあるが。「荒磯(ありそ)越す波はかしこし—海の玉藻の憎くはあらずて」〈万・一三九七〉
した‐が
[接]《サ変動詞「す」の連用形に完了の助動詞「た」と接続助詞「が」の付いたものから。そうしたが、の意から》前文の内容を受けて、それに反するような事柄を述べるときに用いる。だが。けれども。「いやあ...
したがっ‐て【従って】
[接]《動詞「したがう」の連用形+接続助詞「て」から》前の条件によって順当にあとの事柄が起こることを表す。だから。それゆえ。「この品は手作りだ。—値が高い」
し‐て
[接]《動詞「する」の連用形+接続助詞「て」から》前に述べた事柄を受けて、それに続けて言うことを導く語。そして。それで。「—ご用の趣きは」
して
《動詞「する」の連用形+接続助詞「て」から》 [格助]名詞、活用語の連体形、副詞・助詞などに付く。 1 動作をともにする人数・範囲を表す。「みんな—考えよう」「もとより友とする人一人二人—行き...
して‐みれ‐ば
[接]《
の一語化》「してみると」に同じ。
[連語]《動詞「する」(サ変)の連用形+接続助詞「て」+動詞「みる」の仮定形+接続助詞「ば」》格助詞「に」「と」に付く。その立場になってみると。…...
しょうが
《語源未詳。歴史的仮名遣いは「せうが」とすることもあるが不明》多く「しょうがには」の形で接続助詞的に用いられる。…した以上は。…したからには。「石地蔵と生れ付た—には」〈二葉亭・浮雲〉
しん・ずる【進ずる】
[動サ変][文]しん・ず[サ変] 1 人に物を差し上げる。進上する。「みやげに地酒を—・ずる」 2 (補助動詞)動詞の連用形に接続助詞「て」を添えた形に付いて、…てあげる、…てさしあげる、の意を...