ひかえ【控え/扣え】
1 時間や順番などが来るのを待つこと。待機すること。「—の間」 2 忘れないように書きとめておくこと。また、その書いたもの。メモ。「手帳に電話番号の—がある」 3 必要時のために別に用意しておく...
ひかえ‐かべ【控(え)壁】
壁の安定性を高めるため、適当な間隔で壁面から突出させた柱状や袖壁(そでかべ)状の部分。扶壁(ふへき)。バットレス。
ひかえ‐がき【控(え)書(き)】
「控え2」に同じ。
ひかえ‐ぐい【控え杭/控え杙】
建造物などの傾くのを防ぐために張る控え綱を地上につなぐ杭。
ひかえ‐しつ【控(え)室】
控えて待っているための部屋。
ひかえ‐ち【控(え)地】
将来の必要に備えて用意しておく土地。予備地。
ひかえ‐ちょう【控(え)帳】
後日の用のために書きとめておく帳面。
ひかえ‐づな【控(え)綱】
1 立てた物が倒れたり傾いたりしないように張りわたしておく綱。 2 神仏の加護を綱にたとえていう語。「今日迄お命続きしは、まだしも神仏の—」〈浄・矢口渡〉
ひかえ‐てい【控(え)邸】
「控え屋敷」に同じ。
ひかえ‐ばしら【控(え)柱】
壁・塀や柱などが傾いたり倒れたりするのを防ぐために、添えて立てる支柱。助柱(すけばしら)。