たんてい‐もの【探偵物】
犯罪事件の探偵を題材とした小説・戯曲・映画などの総称。推理物。
たん‐どく【耽読】
[名](スル)読みふけること。夢中になって読むこと。「深夜まで推理小説を—する」
ダイイング‐メッセージ
《(和)dying+message》推理小説などで、殺人事件の被害者が死ぬ直前に書き残したメッセージ。多く、犯人を知る手がかりとなる。
だいなにわしょにんおうらい【大浪花諸人往来】
有明夏夫の推理小説。昭和53年(1978)刊行。同年、第80回直木賞受賞。昭和56年(1981)、「なにわの源蔵事件帳」の題名でテレビドラマ化。
だっしゅ【奪取】
真保裕一の長編サスペンス。にせ札造りを扱った犯罪小説。平成6年(1994)から平成7年(1995)にかけて、複数の新聞に「夢の工房」の題で連載。のち加筆・改題して単行本を平成8年(1996)に刊...
ダブリューのひげき【Wの悲劇】
夏樹静子の長編推理小説。昭和57年(1982)刊行。タイトルは、アメリカのミステリー作家エラリー=クイーンの推理小説「Xの悲劇」「Yの悲劇」「Zの悲劇」へのオマージュ。
だんじゅうろうせっぷくじけん【団十郎切腹事件】
戸板康二の短編推理小説。8代目市川団十郎の謎の自殺をモチーフとする。昭和34年(1959)に「宝石」誌に掲載され、同年、第42回直木賞を受賞。同作を表題作とする作品集は、昭和35年(1960)の...
ち【知/智】
1 物事を認識したり判断したりする能力。知恵。「—・情・意」 2 (智)《(梵)jñānaまたは、梵prajñāの訳》仏語。事物や道理を識知・判断・推理する精神作用。また、真理を観ずるところの智...
ち‐せい【知性】
1 物事を知り、考え、判断する能力。人間の、知的作用を営む能力。「—にあふれる話」「—豊かな人物」 2 比較・抽象・概念化・判断・推理などの機能によって、感覚的所与を認識にまでつくりあげる精神的能力。
ちょう‐ひょう【徴憑】
1 しるし。証拠。 2 訴訟上、ある事実の存在を間接に推理させる別の事実。このような証拠を間接証拠という。間接事実。