すい‐てい【推定】
[名](スル) 1 ある事実を手がかりにして、おしはかって決めること。「出火の原因を—する」「—人口」 2 法律で、ある事実または法律関係が明瞭でない場合に、一応一定の状態にあるものとして判断を...
すいてい‐ぜんそん【推定全損】
海上保険で、保険の目的物が実際に滅失してはいないが、損害の程度が大きくて回復の見込みがないか、またはその回復に要する費用が保険価額を超えるような場合に全損とみなされること。保険金額の全額を請求す...
すいてい‐そうぞくにん【推定相続人】
現状のままで相続が開始された場合に相続人となるはずの者。
すいてい‐むざい【推定無罪】
刑事裁判で、証拠に基づいて有罪を宣告されるまで、被告人は無罪と推定されるべきであるということ。疑わしきは罰せずを原則とする。
すい‐にん【推認】
[名](スル)これまでにわかっている事柄などから推し量って、事実はこうであろうと認めること。「密約文書が保存されていると—する」
すいにん‐の‐ほうほう【推認の方法】
⇒外形立証
すい‐ばん【推挽/推輓】
[名](スル)《「推」は車を押す、「挽・輓」は車を引く意》人を、ある地位や役職に推薦したり引き上げたりすること。「会員の総意で会長に—される」 [補説]春秋時代、衛国に反乱が起こり、王が国を脱出...
すい‐ふく【推服】
[名](スル)人を敬って心から従うこと。心服。「純真な気持ちから一番柴岡に—しているらしく」〈島木健作・続生活の探求〉
すい‐ほ【推歩】
天体の運行を推測すること。暦などの計算をすること。暦学。「—の学」
すい‐もじ【推文字】
《「推量」「推察」の女性語》おしはかること。すもじ。「これにて御(ご)—さ」〈滑・浮世風呂・三〉