あやつり【操り】
1 操ること。また、そのしかけ。「かくして奇怪なる運命の—によって」〈長与・青銅の基督〉 2 操り人形。また、操り芝居。
あやつり‐じょうるり【操り浄瑠璃】
1 三味線を伴奏とした浄瑠璃に合わせて、人形を操る芝居。文楽など。操り芝居。人形浄瑠璃。 2 操り芝居で語る浄瑠璃。特に、義太夫節。
いかだ‐ながし【筏流し】
木材を筏に組み、川に流して運搬すること。また、それを操る人。
いと‐あやつり【糸操り】
操り人形の一。人形に数本の糸をつけ、これを上から動かして操るもの。寛文・延宝(1661〜1681)ごろから行われた。南京(ナンキン)操り。
糸(いと)を引(ひ)・く
1 《操り人形を、糸を引いて動かすことから》裏で指図して人を操る。「陰で—・く者がいる」 2 影響などが長く続いて絶えない。「いつまでも—・いて困る」 3 ねばついて糸を張ったような状態になる。...
う‐なわ【鵜縄】
1 鵜飼いのウを操るために、首につける縄。《季 夏》「川風や—つくらふ小手の上/几董」 2 ウの羽や木片をいくつも縄に結びつけた漁具。二人で両端を持って川をのぼり、魚をかりたてて網の方へ追い込む...
おおぶね‐の【大船の】
[枕] 1 船の泊まる所の意から、「津」「渡り」にかかる。「—津守(つもり)が占(うら)に告(の)らむとは」〈万・一〇九〉 2 大船のゆったりとしたさま、または、揺れ動くところから、「ゆた」「ゆ...
おもう‐まま【思う儘】
[副]心に思うとおりに。思うさま。「ピアノを—(に)操る」
かいていにまんり【海底二万里】
《原題、(フランス)Vingt mille lieues sous les mers》ベルヌの空想小説。1869年から1870年にかけて発表。謎の人物ネモ船長の操る巨大潜水艦ノーチラス号に乗った...
かいらい‐し【傀儡師】
1 人形を使って諸国を回った漂泊芸人。特に江戸時代、首に人形の箱を掛け、その上で人形を操った門付け芸人をいう。傀儡(くぐつ)回し。人形つかい。《季 新年》 2 歌舞伎舞踊。傀儡師の風俗を取り入れ...