アイス‐アルジー【ice algae】
海氷の底部に付着する藻類(珪藻(けいそう)類)。大繁殖すると茶色または褐色に色づく。オキアミ類などの海洋生物の餌となり、北洋や南極海の豊かな生態系の食物連鎖を支える役割をもつ。
アウトリガー【outrigger】
1 カヌーや小型ボートなどで、舷外に腕木を張り出して取り付ける安定用の浮材。 2 競走用ボートの舷外に、腕木状に張り出したオール受け。また、そのボート。 3 障害者スキー用具の一。先端に小形の滑...
あえ‐なむ【敢へなむ】
[連語]《動詞「あ(敢)う」の連用形+完了の助動詞「ぬ」の未然形+推量の助動詞「む」》がまんしよう。差し支えはないだろう。よかろう。「赤からむは—」〈源・末摘花〉
あかいりっぽうたい【赤い立方体】
《Red Cube》現代彫刻家、イサム=ノグチによる彫刻作品。1968年作。米国ニューヨークウォール街のビル前にある広場に設置されている。角の1点で支えられて自立する、丸い穴のあいた赤い巨大な立...
アギイ‐テオドリ‐せいどう【アギイテオドリ聖堂】
《Agioi Theodoroi/Άγιοι Θεόδωροι》ギリシャ、ペロポネソス半島南部の廃墟の町ミストラにあるギリシャ正教の教会。13世紀末に建てられ、ミストラに現存する最古の聖堂であり...
あし【足/脚/肢】
1 ㋐動物の、胴体から分かれ、からだを支えたり歩行に使ったりする部分。「—が長い」 ㋑くるぶしから先の部分。「—が大きい」 2 物の下・末にあたる部分。 ㋐物の本体を支える、突き出た部分。また、...
あしか【海驢/葦鹿】
1 アシカ科の海獣。オットセイに似るが、やや大形で体長約2メートル、暗褐色。太平洋に分布。近縁のアザラシとは異なり、陸上では四肢で体を支えて歩行する。うみおそ。うみうそ。みち。 2 食肉目アシカ...
あし‐こし【足腰】
1 足と腰。下半身。 2 (比喩的に)組織や団体などの活動を支えるメンバーの意欲と資金力。「—の強い企業」「地方支部の—を強化する」
あし‐だまり【足溜まり】
1 しばらく足を止める所。行動の根拠地。「白河家を—にして、京都の公卿たちの間に遊説を思い立つものがある」〈藤村・夜明け前〉 2 足を掛けて支える所。足場。足掛かり。
あしもと‐がわら【足元瓦】
鬼瓦の左右に置かれて、鬼瓦を支える飾り瓦。雲・波・渦・若葉などの模様が多い。鰭(ひれ)。