じんけんようご‐いいん【人権擁護委員】
昭和24年(1949)制定の人権擁護委員法に基づき、国民の基本的人権の侵犯を監視・救済し、人権思想の普及・高揚に努める委員。法務大臣の委嘱により全国の市町村および特別区に置かれる。任期は3年。
ジーンハーショルト‐ゆうあいしょう【ジーンハーショルト友愛賞】
《Jean Hersholt Humanitarian Award》米国アカデミー賞の特別賞の一。映画界の発展に貢献した人物に贈られる。名称は、映画救済基金の会長を長年務めたジーン=ハーショルト...
すいりく‐え【水陸会】
施餓鬼(せがき)会の一種。水陸の生物に飲食物を与えて諸霊を救済しようとする法要。水陸斎。《季 秋》
すくい【救い】
1 救うこと。救助。救済。「困窮者に—の手を差し伸べる」「—を求める」 2 人の心に安堵(あんど)感を与えるもの。慰め。「—のない気持ち」「死傷者のないのがせめてもの—だ」 3 「救済(きゅうさ...
すく・う【救う/済う】
[動ワ五(ハ四)]《「掬う」と同語源》 1 危機的な状況や苦しい境遇、悪い環境などにある人に力を貸したり金品を与えたりして、そこから抜け出させる。助ける。救助する。救済する。「人命を—・う」「地...
せい‐がん【請願】
[名](スル) 1 こいねがうこと。目上の人などに願い出ること。「会社に復職を—する」 2 国民が国または地方公共団体の機関に対して、損害の救済、公務員の罷免、法律・命令・規則の制定・廃止・改正...
せかい‐しゅうきょう【世界宗教】
民族・国籍・階級などにかかわりなく世界に広く伝播(でんぱ)している宗教。仏教・キリスト教・イスラム教がその代表的な例で、開祖があり、人間性の深い理解に基づく個人の救済を教説の中心としているのが共...
せきじゅうじ‐こくさいいいんかい【赤十字国際委員会】
《International Committee of the Red Cross》戦時などに、ジュネーブ条約遵守の監視、傷病者の保護・救済などを行う民間組織。15人から25人のスイス人によって...
せっしゅ‐ふしゃ【摂取不捨】
仏語。阿弥陀仏がその光明の中に念仏の衆生(しゅじょう)を救いとって捨てないこと。阿弥陀仏の救済をいう。
せつ‐じ【説示】
[名](スル) 1 わかりやすく説き示すこと。「前文にも略(ほ)ぼ—せし如く」〈田口・日本開化小史〉 2 人権侵犯事件が発生した場合に、法務省の人権擁護機関が行う救済手続きの一。人権侵害を行った...