あくにんしょうき‐せつ【悪人正機説】
阿弥陀仏(あみだぶつ)の本願は悪人を救うためのものであり、悪人こそが、救済の対象だという考え方。親鸞(しんらん)の念仏思想の神髄とされる。
あくまのひのもとに【悪魔の陽の下に】
《原題、(フランス)Sous le soleil de Satan》ベルナノスの長編小説。1926年刊。北フランスの田舎町を舞台に、恋人を殺した娘の魂を救済しようとする神父の苦悩を描く。1987...
アムネスティー【amnesty】
大赦。恩赦。また、特に設けた救済措置。→アムネスティインターナショナル
あわまる‐じけん【阿波丸事件】
第二次大戦末期の昭和20年(1945)4月、連合国軍の安全の保障下に、日本占領地域の捕虜・抑留者への救済品輸送に当たっていた阿波丸が、帰路に台湾海峡で米国の潜水艦に撃沈された事件。
アンチ‐ダンピング【anti-dumping】
ダンピングによって被害を被る自国の産業を救済するために、相手国の物品に追加的に関税を賦課すること。輸出価格と輸出国の国内価格の差額を上限とする関税(アンチダンピング関税)をかける。アンチダンピン...
一助
a help; an aid一助となるbe a help ((to))/be of some help ((to))彼は難民救済の一助として10万円を寄付したHe donated a hundr...
医薬
〔薬〕medicine;〔医療〕medical treatment [care]医薬の効なくin spite of all that the doctors could do医薬を施すgive ...
いやくひん【医薬品】
medical supplies医薬品副作用被害者救済制度a relief system for the victims of harmful side effects of medicines
動かす
I1〔位置を変える〕move; shift ((to; from))柱を少し右へ動かすmove [shift] a pole [post] a little farther to the rig...
街頭
the street街頭でin [on] the street街頭演説street oratory街頭デモa street demonstration街頭募金street fund-raisin...
きゅうじょ【救助】
[共通する意味] ★危険や災難から救うこと。[英] rescue[使い方]〔救助〕スル▽川に落ちた子供を救助する▽遭難した人の救助に向かう▽救助隊▽人命救助〔救難〕▽救難訓練〔救援〕スル▽救援活...
きゅうなん【救難】
[共通する意味] ★危険や災難から救うこと。[英] rescue[使い方]〔救助〕スル▽川に落ちた子供を救助する▽遭難した人の救助に向かう▽救助隊▽人命救助〔救難〕▽救難訓練〔救援〕スル▽救援活...
きゅうきゅう【救急】
[共通する意味] ★危険や災難から救うこと。[英] rescue[使い方]〔救助〕スル▽川に落ちた子供を救助する▽遭難した人の救助に向かう▽救助隊▽人命救助〔救難〕▽救難訓練〔救援〕スル▽救援活...
きゅうさい【救済】
[共通する意味] ★危険や災難から救うこと。[英] rescue[使い方]〔救助〕スル▽川に落ちた子供を救助する▽遭難した人の救助に向かう▽救助隊▽人命救助〔救難〕▽救難訓練〔救援〕スル▽救援活...
きゅうめい【救命】
[共通する意味] ★危険や災難から救うこと。[英] rescue[使い方]〔救助〕スル▽川に落ちた子供を救助する▽遭難した人の救助に向かう▽救助隊▽人命救助〔救難〕▽救難訓練〔救援〕スル▽救援活...
あくにんしょうき【悪人正機】
阿弥陀仏あみだぶつの本願は、罪業ざいごうの深い悪人を救うことにあるとする説。他力を本願とする浄土真宗の親鸞しんらんの思想。▽「正機」は仏の教法を受けて、悟りを得る条件・資質を適切に備えていること。悪人こそが極楽に往生しうる者であるということ。
けいせいさいみん【経世済民】
世の中をよく治めて人々を苦しみから救うこと。また、そうした政治をいう。▽「経」は治める、統治する。「済民」は人民の難儀を救済すること。「済」は救う、援助する意。「経世済民」を略して「経済」という語となった。
しゅじょうさいど【衆生済度】
仏道によって、生きているものすべてを迷いの中から救済し、悟りを得させること。▽仏教語。「衆生」は生きとし生けるもの。人間を含むすべての生きもの。「済度」は迷う衆生を悟りの境地に導くこと。
しんじんけつじょう【信心決定】
仏教のことばで、阿弥陀仏の救済を信じる心が、堅く定まっていること。
たりきほんがん【他力本願】
自分の力でなく、他人の力によって望みをかなえようとすること。▽「本願」は仏が修行しているときに立てた誓い。本来は阿弥陀如来あみだにょらいの本願によって極楽往生ごくらくおうじょうを得ること。
いわした‐そういち【岩下壮一】
[1889〜1940]神学者・哲学者。東京の生まれ。日本におけるカトリック神学研究の先駆者。静岡県神山復生病院長となり、ハンセン病患者の救済事業に尽力。著「信仰の遺産」「中世哲学思想史研究」「カ...
うりゅう‐いわ【瓜生岩】
[1829〜1897]婦人社会事業家。福島の生まれ。孤児・貧民の救済、婦人の授産指導などに尽力した。会津済生病院を創設。
えいぞん【叡尊/睿尊】
[1201〜1290]鎌倉中期の律宗の僧。大和の人。戒律の復興に努め、律宗の中興。貧民・病人の救済や殺生禁断に功績があり、また蒙古襲来で神風を祈願。西大寺を再興。著「感身学正記」など。興正菩薩(...
エゼキエル【Ezekiel】
[?〜前571ころ]イスラエルの預言者。ユダヤの民の堕落を指摘して、エルサレムの陥落を預言。陥落後はイスラエルの救済と新生を説いて同胞を激励した。その預言を集めたものが、旧約聖書の「エゼキエル書...
エレミヤ【Jeremiah】
前7世紀のイスラエルの預言者。前627年から約40年間、ユダヤ王国の滅亡、神との新しい契約と救済の預言をし、国民の悔い改めを説いた。エジプトで死去。旧約聖書の「エレミヤ書」は、その預言集。イルメヤ。