出典:gooニュース
〈川内原発運転差し止め住民敗訴〉大規模複合災害のリスクに踏み込まぬ判決に、識者は「前例主義に陥れば思考停止の危険」と警鐘
原告は敗訴したが、判決が川内原発の安全性を裏付けるものではないことは留意しないといけない。 判決要旨は原子力規制委員会の判断や事業者の安全対策について「不合理性がない」と繰り返している。原発の問題は合理性のあるなしではない。規制委の判断や制度の作り方、それを受けた電力会社の対策は十分か、その先見性や予見性が問われている。
川内原発の運転差し止め認めず 住民側敗訴 鹿児島地裁
九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)は安全性に問題があるとして、住民ら約3000人が九電と国に運転差し止めなどを求めた訴訟の判決で、鹿児島地裁(窪田俊秀裁判長)は21日、住民側の請求を棄却した。 川内原発1、2号機は、それぞれ1984年と85年に営業運転を開始。2011年の東京電力福島第1原発事故を受けて運転を停止したが、14年に新規制基準の適合性審査に全国の原発で
「よど号」メンバーの敗訴確定 産経新聞報道巡り
昭和45年の日航機「よど号」乗っ取り事件を起こした共産主義者同盟赤軍派メンバーで、現在は北朝鮮に住む魚本(旧姓・安部)公博容疑者(76)が、記事で社会的評価を低下させられたなどとして、産経新聞社と記事を執筆した元記者らに損害賠償を求めた訴訟の上告審で、最高裁第3小法廷(平木正洋裁判長)は、原告側の上告を退ける決定をした。19日付。請求を退けた1、2審判決が確定した。
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