アイ‐オー‐アール【IOR】
《(イタリア)Instituto per le Opere di Religione》宗教事業協会。ローマ教皇庁、バチカン市国の財政を管理する機関。通称、バチカン銀行。神の銀行。
アパレシーダ【Aparecida】
ブラジル南東部、サンパウロ州の町。州都サンパウロの北東約160キロメートルに位置する。ローマ教皇にブラジルの守護聖母と認められた褐色の聖母を祭る大聖堂があり、ブラジルだけでなく南米各地から多くの...
アビニョン【Avignon】
フランス南部、ローヌ川下流に臨む古都。ボークリューズ県の県都で商業・工業が発達。中世の遺跡も多く、教皇宮殿やサンベネゼ橋、ロシェデドン公園などを含む地区は1995年に「アビニョン歴史地区:教皇宮...
アビニョン‐ほしゅう【アビニョン捕囚】
1309年から1377年にかけて、ローマ教皇庁と対立したフランス国王が教皇庁を強制的にアビニョンに移し、教皇をその支配下に置いた事件。バビロン捕囚になぞらえて「教皇のバビロン捕囚」ともいう。
アリッチャ【Ariccia】
イタリアの首都ローマ南東部、カステリロマーニ地方の町の一。ベルニーニの設計によるキージ宮殿(現在はバロック絵画の美術館)や、ローマ教皇ピウス9世の命で19世紀に建造された水道橋がある。
アルムデナ‐だいせいどう【アルムデナ大聖堂】
《Catedral de Santa María la Real de la Almudena》スペインの首都、マドリードにある大聖堂。マドリードアルカラ大司教区の守護聖母を祭る。19世紀末に着...
イエズス‐かい【イエズス会】
《Society of Jesus》1534年、スペインのイグナティウス=デ=ロヨラが6名の同志と結成し、1540年、教皇認可を受けたカトリック男子修道会。清貧・貞潔・同志的結合を重んじ、布教・...
ウルトラモンタニズム【ultramontanism】
信仰だけでなく、政治的にもローマ教皇の絶対的権威を主張する近代カトリックの運動。中部ヨーロッパから見てアルプスの「山の向こう側」((ラテン)ultra montes)にローマ教皇がいるのでいう。
かい‐ちょく【回勅】
ローマ‐カトリック教会で、教皇が全教会の司教または信者にあてて、教会全体の重要問題について書き送るラテン語の手紙。回章。
カステリ‐ロマーニ【Castelli Romani】
イタリアの首都ローマの南東約25キロメートル、アルバーニ丘陵一帯の町の総称。イタリア語で「ローマの城」を意味し、古代ローマ時代からルネサンス期に至るまで、皇帝・貴族・教皇らの別荘が建てられた。フ...