ま・く【蒔く/播く】
[動カ五(四)] 1 植物の種子を畑などに散らす。また、土に散らし埋める。「もみを—・く」 2 (「種をまく」の形で比喩(ひゆ)的に用いて)物事の原因をつくる。「騒動の種を—・く」「自分で—・い...
まつ‐かぜ【松風】
1 松に吹く風。松籟(しょうらい)。 2 茶の湯で、釜の湯の煮え立つ音。 3 和菓子の一。小麦粉に砂糖を加えて溶き、平たく焼いて、表に砂糖液を塗りケシ粒やゴマを散らしたもの。 [補説]作品名別項...
まつかぜ‐やき【松風焼き】
表側にケシの実を散らして焼いた料理。特に、伸し鶏のこと。名の由来は、裏には何もつけないことから「浦(うら)さびし」の意で、謡曲「松風」にしゃれていう。
ま・る【放る】
[動ラ四]大小便をする。排泄(はいせつ)する。「屎(くそ)—・り散らしき」〈記・上〉
み‐うち【御内】
[名] 1 貴人の邸内。貴人の屋敷の内部。「侍ども、—に夜、討ちいったり、とて」〈平家・一二〉 2 殿様。主君。主人。「—只今機嫌悪しく候と申しければ」〈義経記・七〉 3 将軍の旗下に属する武...
みずたま‐もよう【水玉模様】
小さな円形を一面に散らした模様。みずたま。「—のネクタイ」
みだれ‐あし【乱れ足】
1 疲れたり酔ったりして、また、病気のためにしっかりしない足。みだりあし。「—は動かれず侍り」〈宇津保・楼上上〉 2 足を縦横に激しく踏みしめること。また、その足取り。「—を踏み、人交ぜもせず、...
むじょう‐の‐かぜ【無常の風】
人の生命を消滅させる無常の理法を、花を散らし灯火を消す風にたとえていう語。「—に誘はれ、ただいま冥土へ赴く」〈虎明狂・朝比奈〉
もじ‐ふだ【文字札】
歌ガルタに類する遊具。紙札に四書五経の文句、名所・魚鳥などの熟語などを書いたもの。これを散らしておいて、読み手が読み上げるのを取って遊ぶ。
もん‐ぢらし【紋散らし】
紋を一面に散らして文様としたもの。