すず‐がえる【鈴蛙】
無尾目スズガエル科の両生類。美しい声で鳴くカエル。体長4〜6センチ。背面は緑色または灰褐色で多数の突起が散在。腹面は鮮やかな赤色。中国北東部・朝鮮半島に分布。
すみ‐ながし【墨流し】
1 水の上に字や絵をかく方法。小豆の粉、黄柏(おうはく)、明礬(みょうばん)を麻布で包んで水で湿らせ、それを浸した紙に墨で字や絵をかいて水に浮かべ、細い竹ぐしで紙を下に突くと字や絵が水面に浮かび...
ぜにがた‐あざらし【銭形海豹】
南千島にすむアザラシ。分布南限は襟裳岬とされ、陸岸で繁殖。体に白い穴あき銭模様が散在する。
たかのは‐だい【鷹の羽鯛】
スズキ目タカノハダイ科の海水魚。全長約40センチ。体は台形で側扁し、体側に9本の赤褐色の斜走帯がある。ひれは黄褐色で、尾びれには白い小円点が散在。本州中部以南の沿岸に分布。食用。
たはつせい‐こうかしょう【多発性硬化症】
中枢神経系の白質部分に、多発的、散在的に髄鞘(ミエリン鞘)が破壊される脱髄変化が起こる病気。原因不明。視力障害・運動失調・感覚異常などの症状がみられる。指定難病の一つ。MS(multiple s...
たんしよう‐しょくぶつ【単子葉植物】
被子植物の一群。子葉は1枚で、主に草本。ふつう茎には維管束が散在し、形成層がなく、茎や根は二次肥大成長を行わない。根は主にひげ根で、葉には平行脈があり、花の各部分は3またはその倍数が多い。かつて...
だつずい‐しっかん【脱髄疾患】
神経線維(軸索)の髄鞘(ずいしょう)に起こる病気の総称。アレルギー・自己免疫・ウイルス感染などが原因で生じる。多発性硬化症・急性散在性脳脊髄炎など。
チューク‐しょとう【チューク諸島】
《Chuuk》太平洋西部、カロリン諸島中部にある島々。環礁の中に主島ウエノ島をはじめトノアス島・エテン島・フェファン島などが散在する。もと米国信託統治領で、現在はミクロネシア連邦に属する。トラッ...
ちょうたん‐ぎんが【超淡銀河】
その大きさに比べて、星がまばらに散在し、非常に表面輝度が低い銀河。我々の銀河系と同程度の広がりをもつにもかかわらず、1000分の1程度の質量であり、星形成は見られない。銀河団内におけるガスとの相...
ちらば・る【散らばる】
[動ラ五(四)] 1 まとまっていたもの、1か所にあったものが、あちこちに離れ離れになって広がる。散在する。「全国に—・る卒業生」 2 雑然と散り乱れる。散乱する。「部屋じゅうに紙くずが—・っている」