けい‐ご【敬語】
話し手または書き手が相手や話題の人物に対して敬意を表す言語表現。日本語では敬意の表し方によって、ふつう、尊敬語・謙譲語・丁寧語の3種に分けられる。敬譲語。→尊敬語 →謙譲語 →丁寧語 →待遇表現...
けいご‐ほう【敬語法】
1 敬語の用い方のきまり。敬語の文法論上、語彙(ごい)論上の体系。待遇法。 2 敬語の用い方の規則にかなった物の言い方。
敬(けい)して遠(とお)ざける
《「論語」雍也(ようや)から》 1 尊敬の気持ちから、なれなれしくしない。 2 尊敬するように見せかけて、内心は疎(うと)んじる。敬遠する。
けい‐しょう【敬承】
[名](スル)謹んでうけたまわること。拝承。「其内には成程尤と—するもあり」〈神田孝平・明六雑誌三四〉
けい‐しょう【敬称】
1 人名や官職名などの下につけて、または単独に用いて、その人に対する敬意を表す語。「様」「先生」「閣下」など。 2 相手または相手方の事物について、敬意を表す言い方。「あなた」を「貴兄」、「相手...
けい‐しん【敬信】
[名](スル)尊敬し、信頼すること。うやまい、信じること。「—の念」「君主を—する」
けい‐しん【敬神】
神をうやまうこと。「—崇仏」
けい‐じ【敬事】
[名](スル)うやまい仕えること。謹んで仕えること。「其(その)見解に従い其神に—するの自在なるは」〈津田真道訳・泰西国法論〉
けい‐じょう【敬譲】
相手をうやまって、自分がへりくだること。「—の精神」
けいじょう‐ご【敬譲語】
尊敬語と謙譲語とを合わせていう語。また、「敬語」とほぼ同義にも用いる。