かずとはなにかなにであるべきか【数とは何か、何であるべきか】
《原題、(ドイツ)Was sind und was sollen die Zahlen?》ドイツの数学者、デーデキントの論文。1888年発表。自然数論の基礎を築いた。
かた‐むき【傾き】
1 傾くこと。また、その度合い。傾斜。 2 物事が、とかくある方向に進もうとすること。傾向。気味。「親との同居を嫌う—がある」 3 数学で、直線の、高さと水平距離の比の値。直線の式y=ax+bの...
かん【環】
1 円くめぐって終わりのない形。輪。 2 数学で、任意の元の間に二つの演算(加法・乗法)が定義され、加法について交換法則が、乗法について結合法則が、加法・乗法について分配法則が成り立つときの集合...
かんすうがた‐げんご【関数型言語】
《functional programming language》プログラミング言語の分類の一。数学的な式を基本的な要素とする言語仕様をもち、処理や命令を関数の組み合わせで記述する。LISP(リ...
がい‐ぶん【外分】
[名](スル)数学で、線分の延長上に点をとり、この線分をある比に分けること。⇔内分。
ガウス‐しょう【ガウス賞】
社会生活への数学の応用に関して貢献のあった研究者に与えられる賞。国際数学連合(IMU)とドイツ数学者連合が2002年に創設。表彰は4年に一度で、2006年の第1回は伊藤清が受賞。名称はドイツの数...
きかか‐よそう【幾何化予想】
数学の命題の一。1982年に米国の数学者ウィリアム=サーストンが提出。「どのような三次元多様体も、8種類の幾何構造のいずれかに分解される」というもの。2003年にグレゴリー=ペレルマンによって証...
きか‐がく【幾何学】
図形や空間の性質を研究する数学の一部門。紀元前300年ころ、ユークリッドによって集大成され、現在は、微分幾何学・代数幾何学・位相幾何学などに発展。幾何。
きかがくじょせつ【幾何学序説】
東京出身の数学者、弥永昌吉の著作。昭和43年(1968)刊行。幾何学の現代的な概説書。
きか‐こうり【幾何公理】
数学全般の共通公理に対し、幾何学そのものについての公理をいう。