のり‐きり【乗(り)切り】
1 乗りきること。「一日中ずっと車に—だった」「—の策を立てる」 2 兵法の一。敗走する敵の中に馬を乗り入れ、敵を分散させて追い討つ戦術。 3 大河などを騎馬などで押し渡ること。
のり‐こ・む【乗(り)込む】
[動マ五(四)] 1 乗り物に乗ってその中へはいる。「車で現地に—・む」 2 乗客や乗員が乗り物の中へはいる。「通勤の客がいっせいに電車に—・む」 3 敵の領分などに、勇んで入り込む。「大挙して...
ノルマンディー【Normandie】
フランス北西部、イギリス海峡に臨む地方(レジオン)。911年にノルマン人の族長ロロがノルマンディー公国を建国し、1066年、ウィリアム1世の時にイングランド領となったが、のちフランスが奪回。第二...
ノー‐サイド【no side】
《敵・味方の区別がない意》 1 ラグビーで、試合終了のこと。 2 (比喩的に)戦いや争いが終わったのち、互いの健闘をたたえ合うこと。また、和解すること。 [補説]1は主に日本で用いられる。海外で...
ハイ‐アライ【(スペイン)jai alai】
スペインの球技。敵味方の選手が、手にはめたラケットで硬球を壁に交互に打ちつけて得点を争うもの。17世紀にバスク地方で始まり、フランス・イタリア・メキシコなどでも行われている。回力球。
はい‐ご【背後】
1 後ろ。背中の方。後方。「敵を—から襲う」 2 物事の表面に出ない陰の部分。「—に大物が控える」
はいしん‐こうい【背信行為】
1 信義にそむくような行為。 2 戦争において、真実を告げる義務のある場合に、味方の利益のため、休戦旗・赤十字旗などを不当に使用するなどして敵の行動を誤らせる行為。戦時国際法では違法とされる。
背水(はいすい)の陣(じん)
《「史記」淮陰侯伝の、漢の名将韓信が趙(ちょう)の軍と戦ったときに、わざと川を背にして陣をとり、味方に退却できないという決死の覚悟をさせ、敵を破ったという故事から》一歩もひけないような絶体絶命の...
はい‐ぼう【敗亡】
[名](スル) 1 戦いに負けて滅びること。また、負けて逃げること。「国が—する」 2 戦いに負けて死ぬこと。「敵の—滅尽其の数を知らず」〈独歩・愛弟通信〉
はい‐めん【背面】
1 後ろの方。後ろの側。「敵の—を突く」 2 物事の裏に隠されている別の面。「事件の—を暴く」