刃(やいば)に掛(か)か・る
刃物で切り殺される。「敵の—・る」
や‐おもて【矢面/矢表】
《2が原義》 1 質問や非難などをまともに受ける立場。「—に立って答弁する」 2 敵の矢の飛んでくる正面。「—に進んだる者二騎、射落とされぬ」〈古活字本保元・中〉
やき‐だま【焼(き)玉】
1 銅製の球に火薬を込め、火をつけて敵中に投じるもの。炮録火矢(ほうろくびや)の類。 2 焼き玉機関の、シリンダー頭部にある球形の燃焼室。また、焼き玉機関のこと。
や‐ぐら【櫓/矢倉】
1 武器を入れておく倉庫。矢の倉。兵庫。 2 城門や城壁の上につくった一段高い建物。敵状の偵察や射撃のための高楼。 3 ㋐木材や鉄骨などを用いて組み立てた高い構築物。「火の見—」 ㋑祭礼・盆踊り...
やけい‐こっか【夜警国家】
国家の機能を、外敵の防御、国内の治安維持など最小限の夜警的な役割に限定した国家。自由主義国家を私有財産の番人として批判したラッサールの用語。福祉国家・行政国家に対置される。
や‐しゅう【夜襲】
[名](スル)夜、敵を襲うこと。夜討ち。「敵陣に—をかける」「不意に—する」
やっしゃる
[助動]《「やしゃる」の音変化。近世上方語》「やしゃる」に同じ。「何(いづ)れも見やっしゃれ」〈伎・幼稚子敵討〉
や‐どうな【矢だうな】
矢をむだに射ること。「ただ今の矢一つでは、敵(かたき)十人は防がんずるものを。罪つくりに、—に、とぞ制しける」〈平家・九〉
やぶ・る【破る】
[動ラ五(四)] 1 引き裂いたり、傷をつけたり、穴をあけたりして、もとの形をこわす。「障子を—・る」「書類を—・る」 2 相手の守りなどを突き抜ける。突破する。「警戒網を—・る」「左中間を—...
やぶ・れる【破れる】
[動ラ下一][文]やぶ・る[ラ下二] 1 裂けたり、穴があいたり、つぶれたりして、もとの形がこわれる。また、割れさける。「靴下が—・れる」「おできが—・れる」「水道管が—・れる」 2 今まで続い...