ぶん‐えん【文園/文苑】
1 文学者の世界。文林。文壇。 2 文章を集めたもの。文集。
ぶん‐かい【文界】
文壇。文学界。
ぶんがく‐かい【文学界】
1 芸術の世界で、文学にかかわる分野。 2 文学にたずさわる人たちの社会。文壇。文界。 [補説]書名別項。→文学界
ぶん‐じょう【文場】
1 文章家の社会。文壇。「陸続として書を著し、—に名を震いたり」〈中村訳・西国立志編〉 2 詩文を書いたり批評し合ったりする会。また、その会場。「為憲は—ごとに嚢に抄物を入れて随身しけるを」〈著...
ぶん‐りん【文林】
1 文学者の仲間。文苑。文壇。「儒家—」 2 詩歌・文章などを集めたもの。詩文集。文苑。 3 《「洽聞記」にある、唐の高宋が見事なリンゴを献上した王方言を文林郎の官に任じたという故事から》リンゴ...
へいぼん【平凡】
二葉亭四迷の小説。明治40年(1907)発表。もと文士の下級官吏が回想の形で、作者自身の人生観・文学観を示し、文壇を風刺した作品。
ままこ‐あつかい【継子扱い】
[名](スル)他の者と区別して仲間はずれにすること。「文壇で—される作家」
みしまゆきおろん【三島由紀夫論】
磯田光一の評論。昭和35年(1960)、第3回群像新人賞の最終候補作となり、「群像」10月号に掲載された文壇デビュー作。
めいじぶんだんかいこ【明治文壇回顧】
馬場孤蝶の著作。昭和11年(1936)刊。北村透谷、上田敏、夏目漱石、島崎藤村、堺利彦など文壇のさまざまな人々の思い出を語る。
りゅうこう‐じ【流行児】
ある一時期に世間で広くもてはやされる人。うれっこ。はやりっこ。「文壇の—」