まほうつかいのくしゃんねこ
吉行理恵による児童文学作品。昭和46年(1971)、講談社より刊行。絵は西巻茅子。同年の第9回野間児童文芸推奨作品賞受賞。
ままこ‐ばなし【継子話】
昔話の一系統で、継母の虐待による苦難を耐え忍んだ継子が最後に幸せになり、逆に継母とその実子とが不幸になるというもの。糠福米福・紅皿欠皿など多くの話が伝えられ、落窪物語などの文学作品にも取り入れら...
まよなかのじてんしゃ【真夜中の自転車】
村田喜代子の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は平成2年(1990)「文学界」誌に発表。作品集は平成3年(1991)の刊行で、表題作のほかに「耳の塔」「電信柱」など12編を収める。第...
マラルメのし【マラルメの詩】
《原題、(フランス)La poésie de Stéphane Mallarmé》チボーデによる評論。1912年刊。ベルクソン哲学における持続の概念を念頭に置きつつ、広範な文学的知識に基づいてマ...
マルスのうた【マルスの歌】
石川淳の短編小説。昭和13年(1938)、雑誌「文学界」1月号に発表。反戦的であるとして発禁処分、罰金刑となる。
マルチメッセンジャー‐かんそく【マルチメッセンジャー観測】
⇒マルチメッセンジャー天文学
まれびとのざ【まれびとの座】
国文学者、池田弥三郎による折口信夫の回想録。副題「折口信夫と私」。昭和36年(1961)刊行。
まん‐ご【漫語】
[名](スル)「漫言(まんげん)」に同じ。「—する者あり、吾れ文学世界の一王なりと」〈透谷・時勢に感あり〉
まんしゅうはしらない【満洲は知らない】
吉田知子の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は昭和58年(1983)11月、「新潮」誌に掲載され、翌年第23回女流文学賞を受賞。小説集は昭和60年(1985)刊行。いずれも中国残留孤...
マールバハ【Marbach】
ドイツ南西部、バーデン‐ビュルテンベルク州の都市、シュトゥットガルト近郊の町。劇作家シラーの生地として知られる。シラー没後150周年を記念して設立されたドイツ文学史料館、シラー国立博物館がある。...