もく‐よく【沐浴】
[名](スル) 1 髪やからだを洗うこと。また、湯や水を浴びてからだを清めること。ゆあみ。「清流に—する」「斎戒—」 2 恩恵などを受けること。浴する。「均しく王化の下に—することとはなれり」〈...
もずめ‐たかみ【物集高見】
[1847〜1928]国文学者・国語学者。豊後(ぶんご)の生まれ。東大教授。「広文庫」「群書索引」を編集し、国文学の発達に功績を残した。
モダニズム【modernism】
1 現代的で新しい感覚・流行を好む傾向。新しがり。現代風。当世風。 2 文学・哲学・美術などで、特に20世紀の初頭に興った反伝統主義の立場に立つ諸傾向の総称。未来派・表現主義・ダダイスムなどを含...
モチーフ【(フランス)motif】
《「モティーフ」とも》 1 文学・美術などで、創作の動機となった主要な思想や題材。 2 音楽で、固有の特徴・表現力をもち、楽曲を構成する最小単位となる音型。動機。 3 毛糸編みやレース編みで、い...
モデルニスモ【(スペイン)modernismo】
《近代主義の意》19世紀末のラテンアメリカで展開された文学運動。スペイン語詩の刷新を唱え、ラテンアメリカ各地で広がりを見せた。
もの‐がたり【物語】
[名](スル) 1 さまざまの事柄について話すこと。語り合うこと。また、その内容。「世にも恐ろしい—」 2 特定の事柄の一部始終や古くから語り伝えられた話をすること。また、その話。「湖にまつわる...
ものがたりせんごぶんがくし【物語戦後文学史】
本多秋五による戦後の日本文学史。書評新聞「週刊読書人」に昭和33年(1958)から昭和38年(1963)にかけて連載。単行本は昭和35年(1960)から昭和40年(1965)にかけて、正、続、完...
ものくうひとびと【もの食う人びと】
辺見庸による世界各国の食と人間を主題とするルポルタージュ。平成5年(1993)3月から共同通信が全国の加盟各新聞に配信を開始、各紙で連載され反響を呼ぶ。単行本は平成6年(1994)刊行。第16回...
もふくのこ【喪服の子】
山本道子の短編小説および同作を表題作とする作品集。作品集は平成4年(1992)刊行で、翌年第21回泉鏡花文学賞を受賞。
もみのきはのこった【樅ノ木は残った】
山本周五郎の長編歴史小説。江戸時代初期に仙台藩で起きたお家騒動を題材に、藩取り潰しの陰謀に立ち向かう家老、原田甲斐の孤独な闘いを描く。昭和29年(1954)から昭和31年(1956)にかけて「日...