びはらんちょうにあり【美は乱調にあり】
瀬戸内晴美による大杉栄・伊藤野枝の伝記小説。昭和40年(1965)「文芸春秋」誌に連載、単行本は昭和41年(1966)刊行。
ふ‐さく【不作】
1 作物のできが悪いこと。《季 秋》⇔豊作。 2 人や作品などのできが悪いこと。「文芸作品の—の年」
ふどうちょう【不同調】
日本の文芸誌。雑誌「新潮」の編集者であった中村武羅夫が、菊池寛の創刊による文芸誌「文芸春秋」の対抗誌として、大正14年(1925)に創刊。昭和4年(1929)休刊。同人に、岡田三郎、間宮茂輔、尾...
フルハウス
柳美里の小説。平成8年(1996)刊行。第18回野間文芸新人賞および第24回泉鏡花文学賞受賞。
ぶん【文】
[音]ブン(漢) モン(呉) [訓]ふみ あや [学習漢字]1年 〈ブン〉 1 模様。あや。飾り。「文質・文飾・文身(ぶんしん)」 2 言葉を写す記号。文字。「籀文(ちゅうぶん)・篆文(てんぶ...
ぶん‐がく【文学】
《6が原義》 1 思想や感情を、言語で表現した芸術作品。詩歌・小説・戯曲・随筆・評論など。文芸。「日記—」「外国—」 2 詩歌・小説・戯曲など文学作品を研究する学問。 3 自然科学・社会科学以外...
ぶんがくかい【文学界】
文芸雑誌。明治26年(1893)1月、「女学雑誌」から分立して創刊、明治31年(1898)1月廃刊。戸川秋骨・北村透谷・島崎藤村・馬場孤蝶・上田敏らを同人として、前期浪漫主義文学運動を推進した...
ぶんがくごじゅうねん【文学五十年】
青野季吉による文芸評論。昭和32年(1957)刊。昭和33年(1958)、第12回毎日出版文化賞受賞。
ぶんがくしゃ【文学者】
文芸同人誌。昭和25年(1950)、丹羽文雄が私費を投じて創刊、主宰。同人に、瀬戸内寂聴、津村節子、新田次郎、吉村昭ら。昭和30年(1955)休刊、1950年代末から1960年代末にかけて再刊。
ぶんがく‐しょう【文学賞】
優れた文学作品・文学者に与える賞。日本では芥川賞、直木賞など、海外ではノーベル賞やピュリッツァー賞の文学部門などがある。 [補説]作家の名を冠した主な文学賞名称対象初回芥川竜之介賞新進作家の小説...