ひら・む【平む】
[動マ四] 1 平たくなる。「手に—・める物さはる時に」〈竹取〉 2 ひれ伏す。平伏する。「宣旨(せんじ)ぞと仰すれば、—・んで飛び去らず」〈平家・五〉 [動マ下二]「ひらめる」の文語形。
ひろ・ぐ【広ぐ/拡ぐ】
[動ガ四] 1 広がる。開く。「左右の手足をもって竿を—・がせ」〈古活字本平治・下〉 2 「する」「行う」の意で、相手の行為をののしって言う。しやがる。「よい年をして馬鹿—・ぐな」〈浄・油地獄...
ひろ・む【広む/弘む】
[動マ下二]「ひろめる」の文語形。
ふ【経】
[動ハ下二]「へ(経)る」の文語形。
ふ【綜】
[動ハ下二]「へ(綜)る」の文語形。
ふうじ‐こ・む【封じ込む】
[動マ五(四)]「封じ込める」に同じ。「手ずから折った黄い野菊の花が—・んであった」〈花袋・田舎教師〉 [動マ下二]「ふうじこめる」の文語形。
ふか・む【深む】
[動マ五(四)]深くなる。深まる。「—・みゆく夜の闇」 [動マ下二]「ふかめる」の文語形。
ふき‐い・る【吹(き)入る】
[動ラ五(四)]風などが吹いて中に入り込む。吹き込む。「窓から涼風が—・る」 [動ラ下二]「ふきいれる」の文語形。
ふ・く【更く/深く】
[動カ下二]「ふ(更)ける」の文語形。
ふ・く【老く】
[動カ下二]「ふ(老)ける」の文語形。