よみ‐つ・く【読み付く】
[動カ四]「読み付ける」に同じ。「よろづの草子、歌枕…—・きたる筋こそ」〈源・玉鬘〉 [動カ下二]「よみつける」の文語形。
よ・る【縒る/撚る】
[動ラ五(四)] 1 糸など、何本かをねじり合わせて1本にする。「縄を—・る」 2 ねじる。ねじるように曲げる。また、ねじって螺旋(らせん)状にする。「こよりを—・る」「悲しみに身を—・る」 ...
よろこば・す【喜ばす/悦ばす】
[動サ五(四)]「喜ばせる」に同じ。「プレゼントを買って—・してやろう」 [動サ下二]「よろこばせる」の文語形。
よわ・む【弱む】
[動マ下二]「よわめる」の文語形。
りゃく・す【略す】
[動サ五]「りゃく(略)する」(サ変)の五段化。「同文なので以下を—・す」 [動サ変]「りゃくする」の文語形。
わか・る【分(か)る/解る/判る】
[動ラ五(四)] 1 意味や区別などがはっきりする。理解する。了解する。「物のよしあしが—・る」「言わんとすることはよく—・る」「訳が—・らない」 2 事実などがはっきりする。判明する。「身元...
わか・る【別る】
[動ラ下二]「わか(別)れる」の文語形。
わきま・う【弁ふ/辨ふ】
[動ハ下二]「わきまえる」の文語形。
わ・く【分く/別く】
[動カ四] 1 区別する。わける。「高き立山(たちやま)冬夏と—・くこともなく白たへに雪は降り置きて」〈万・四〇〇三〉 2 判別する。識別する。「事の心—・きがたかりけらし」〈古今・仮名序〉 ...
わす・る【忘る】
[動ラ四] 1 意識して忘れようとする。思いきる。「—・らむて野行き山行き我来れど我が父母は忘れせぬかも」〈万・四三四四〉 2 記憶をなくしてしまう。「天ざかる鄙(ひな)に五年(いつとせ)住ま...