こくさい‐ぶん【告祭文】
祭祀(さいし)のときに、神前で読み上げる文。祭文。
こく‐ぶん【国文】
1 日本語で書かれた文章。 2 「国文学」「国文学科」の略。「—を専攻する」
こころ‐ぜいもん【心誓文】
心の中で立てる誓文。心中の誓い。「大事の敵を討つまでは無念も恥も堪(こら)えうと、—立てたれども」〈浄・薩摩歌〉
こしおれ‐ぶみ【腰折れ文】
へたな文章。また、自作の文章をへりくだっていう語。「わづかなる—作ることなど習ひ侍りしかば」〈源・帚木〉
こし‐ぶみ【腰文】
書状の包み紙の端を上から中ほどまで細く切って、ひものようにしたものを巻いて帯封とし、先を挟んで墨で封じ目をつけたもの。封じ目が包み紙の腰の辺りにあるのでいう。腰状。切り封。切り封じ。
言葉(ことば)は身(み)の文(あや)
《「春秋左伝」僖公二四年から》言葉はその人の品位を表すということ。
こ‐ぶん【古文】
1 江戸時代以前の文。また、高等学校国語科の古典教材中、江戸時代までの国文の称。 2 唐以後、四六駢儷体(べんれいたい)(四六文)に対して、秦漢以前の経史子家の用いたような散文の文体。 3 ...
ごう‐ぶん【合文】
山田孝雄の文法論で、文を構造上から分類したものの一。複文の一つで、上の句が接続助詞を伴って条件となり下の句が帰結となる文。「水清ければ、魚すまず」の類。
ごかじょう‐の‐ごせいもん【五箇条の御誓文】
慶応4年(1868)3月14日、明治天皇が宣布した明治新政府の基本政策。「広く会議を興し、万機公論に決すべし」「上下(しゃうか)心を一にして、盛に経綸(けいりん)を行ふべし」「官武一途庶民に至る...
ご‐こうもん【御告文】
祭事で、天皇が皇祖皇宗の霊に告げる文。ごこくぶん。おつげぶみ。