いい‐がい【言い甲斐】
言葉に出して言うだけの価値。「素直に聞き入れるので—がある」
いき‐がい【生き甲斐】
生きるに値するもの。生きていくはりあいや喜び。「—を見いだす」
かい【甲斐/詮/効】
1 行動の結果として現れるしるし。努力した効果。「我慢した—があった」 2 期待できるだけの値うち。「生きている—がない」→がい(甲斐)
かい【甲斐】
旧国名の一。現在の山梨県にあたる。甲州。 山梨県中西部、釜無(かまなし)川東岸にある市。武田信玄が築いた信玄堤の遺構がある。江戸時代には綿花栽培が盛んで、現在はぶどうなど果樹栽培のほか、電子...
がい【甲斐】
[語素]《名詞「かい(甲斐)」から》 1 動詞の連用形や動作性の名詞などに付いて、その行為をした効果・効験の意を表す。「生き—」「働き—」 2 主として人間関係を表す名詞に付いて、その人間関係の...
しなず‐がい【死なず甲斐/不死甲斐】
[形動]《近世語》死なずにすんだのが幸いというほどの、ひどいしうちにあうさま。「あげくには—な目にあうて、一分(いちぶん)はすたった」〈浄・曽根崎〉
たより‐がい【頼り甲斐】
頼りにするだけのねうち。頼っただけの効果。「さすが—のある先輩だ」
とし‐がい【年甲斐】
年齢にふさわしい思慮や分別。
ともだち‐がい【友達甲斐】
友人に値するだけの価値。友人としてふさわしい付き合い。
はたらき‐がい【働き甲斐】
働くことによって得られる結果や喜び。働くだけの価値。「—のある職場」