き‐てい【旗亭】
《中国で酒旗とよぶ旗を立て目印としたところから》料理屋。酒場。また、旅館。「—の一つにはいって昼飯を食った」〈寅彦・写生紀行〉
きゃく‐ろじ【客路地】
料理屋などで、客を通すために設けた通路。
けん‐ばん【検番/見番】
1 その土地の料理屋・芸者屋・待合(まちあい)の業者が集まってつくる三業組合の事務所の俗称。また、近世、遊里で、芸者を登録させ、客席に出る芸者の取り次ぎや玉代(ぎょくだい)の計算などの事務を扱っ...
こ‐あがり【小上(が)り】
小料理屋などで、土間の続きに簡単な仕切りをつくって設けた小さな座敷。
こ‐がく・れる【小隠れる】
[動ラ下一][文]こがく・る[ラ下二]ちょっと物陰に隠れる。「—・れた料理屋で一応逢ってから」〈近松秋江・黒髪〉
さん‐ぎょう【三業】
1 料理屋・待合茶屋・芸者屋の3業種。→二業 2 人形浄瑠璃で、太夫・三味線弾き・人形遣いの3業種。
しお‐ばな【塩花】
1 不浄を清めたり、縁起直しのために塩を振りまくこと。また、その塩。伊豆諸島などでは海水を汲(く)んで来て振りかける。 2 料理屋などの入り口に、山形に置く塩。盛り塩。 3 砕けて花のように飛び...
しだし‐べんとう【仕出し弁当】
料理屋などが注文を受けて調理した弁当。
しだし‐めし【仕出し飯】
料理屋などが注文を受けて調理し、届ける食事。「一匁の—をあつらへ」〈浮・胸算用・二〉
しな‐がき【品書(き)】
品物の名を書き並べたもの。品物の目録。品付け。「料理屋の—」