なだれ【雪崩/傾れ/頽れ】
《動詞「なだる」の連用形から》 1 (雪崩)山の斜面に積もった大量の雪が、急激にくずれ落ちる現象。表層雪崩・全層雪崩に分けられる。《季 春》「夜半さめて—をさそふ風聞けり/秋桜子」 2 斜めにか...
なだれ‐お・ちる【雪崩落ちる/傾れ落ちる】
[動タ上一][文]なだれお・つ[タ上二]斜めにずれて落ちる。傾いて落ちる。
なだ・れる【雪崩れる/傾れる/頽れる】
[動ラ下一][文]なだ・る[ラ下二] 1 (雪崩れる)斜面などに降り積もった大量の雪や土砂などが、急激にくずれ落ちる。「去年は大雪だったよ。よく—・れてね」〈康成・雪国〉 2 一度にどっと動く。...
ななめ‐がけ【斜め掛(け)】
一方の肩から他方の腰に斜めに掛けること。たすきがけ。「ショルダーバッグを—にする」
ぬまづ‐がき【沼津垣】
細い割り竹や板などを斜めに編んで作った網代垣(あじろがき)。静岡県沼津地方に多い。
ね‐ざし【根挿(し)】
挿し木の方法の一。1、2年の若い根を15センチほどに切って土中に斜めに埋め、新株を得る。
ねじり‐うめ【捩り梅】
飾り切りの一。人参や大根を輪切りにし、花びらをやや斜めにねじった梅花形に切ること。また、そうしたもの。
ねまがり‐だけ【根曲(が)り竹】
イネ科の植物。山地に群生し、高さ2〜3メートル。茎は地表を横に走り、それから曲がって斜め上に伸びる。葉は革質で無毛。竹の子は食用にする。姫竹。くまいざさ。ちしまざさ。
のため‐がた【篦撓め形】
《「のため」が斜めに溝を彫ったものであるところから》 1 ななめ。すじかい。「河中より—におしなされて」〈平家・九〉 2 こじれていること。ひねくれていること。「官にありて何事も—に有うかと思へ...
のぼり‐げた【上り桁】
階段の段板を支えるため、斜めにかけた梁(はり)。