じこう‐の‐ちゅうだん【時効の中断】
時効の基礎となる一定の事実状態と相いれない事実(中断事由)が生じた場合に、時効の進行が中断されて、すでに経過した時効期間の効力が失われること。中断事由の終了後、改めて最初から時効期間が進行を開始する。
じつぜん‐はんだん【実然判断】
論理学で、判断の様相の一。主語と述語の関係が現実に成立することを示す判断。「sはpである」という形式をとる。確然判断。→必然判断 →蓋然(がいぜん)判断
じゅう‐だん【縦断】
[名](スル) 1 縦の方向に断ち切ること。⇔横断。 2 縦または南北の方向に通り抜けること。「大陸を—する」「—飛行」⇔横断。
じゅせいらん‐しんだん【受精卵診断】
⇒着床前(ちゃくしょうぜん)診断
じょうきょう‐はんだん【状況判断】
状況を把握すること。また、それに基づいてどう対処したらよいか判断すること。「—を誤る」
じょうじゅう‐ふだん【常住不断】
常に続いていて絶え間のないこと。いつも。「—の精進」
じょう‐ふだん【常不断】
そのことが絶えないこと。始終。「課長さんの所(とこ)へも—御機嫌伺いにお出でなさるという事(こつ)たから」〈二葉亭・浮雲〉
すい‐だん【推断】
[名](スル)ある手がかりをもとにおしはかって判断すること。「其道に明るい様な事を、此一反の銘仙から—して答えた」〈漱石・門〉
すん‐だん【寸断】
[名](スル)長く続いているものをきれぎれに切ること。ずたずたに切ること。「台風で国道が—される」
せいごおくだん【勢語臆断】
江戸前期の注釈書。4巻。契沖著。元禄5年(1692)ごろ成立。享和2年(1802)刊。伊勢物語の古注を検討・批判し、新説を加えたもの。