えんらい【遠雷】
立松和平の長編小説。都市近郊農村でトマトのハウス栽培を行う青年を主人公に、都市化の波とともに崩壊していく共同体の姿を生々しく描く。昭和55年(1980)、第2回野間文芸新人賞を受賞した著者の出世...
えんらいのきゃく【遠来の客】
米谷ふみ子の小説。昭和60年(1985)刊の作品集「過越しの祭」に収録。同年、第60回文学界新人賞受賞。自閉症児の母である自身と家族をモデルとした作品。
おお‐あばれ【大暴れ】
[名](スル)ひどく暴れること。また比喩的に、大胆なふるまいや、人を驚かせるような大活躍。「酒に酔って—する」「新人選手が—を見せる」
おお‐がた【大形/大型】
[名・形動] 1 形が大きいこと。また、そのものや、そのさま。「—の魚」⇔小形。 2 (大型)内容・規模が他のものより大きいこと。また、そのさま。「—の台風」「—の新人」「—バス」⇔小型。 3 ...
おおたに‐しょうへい【大谷翔平】
[1994〜 ]プロ野球選手。岩手の生まれ。平成24年(2012)日本ハムに入団。投手と打者の両方をこなす「二刀流」として活躍し、平成28年(2016)には投手と指名打者の両部門でベストナインに...
おお‐でき【大出来】
みごとな出来栄え。また、みごとにやってのけること。上出来。「この成績は新人にしては—だ」
おきなわのしょうねん【オキナワの少年】
東峰夫の小説。米国統治時代の沖縄の現実を描く。昭和46年(1971)、第33回文学界新人賞、第66回芥川賞受賞。昭和58年(1983)映画化。
おしゃべりかいだん【おしゃべり怪談】
藤野千夜の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は雑誌「群像」の平成10年(1998)5月号に掲載。小説集は同年9月の刊行で、ほかに「ラブリープラネット」「女生徒の友」などの作品を収める...
オブ‐ザ‐ベースボール【オブ・ザ・ベースボール】
円城塔の小説。平成19年(2007)、第104回文学界新人賞受賞。
オホーツクちょうほうせん【オホーツク諜報船】
西木正明によるノンフィクション作品。北方領土近海でソ連のためのスパイ活動を行っていた、いわゆるレポ船を主題とする。昭和55年(1980)刊行。同年、第7回日本ノンフィクション賞新人賞を受賞。