かがやくにほんごのあくたい【かがやく日本語の悪態】
川崎洋の随筆。平成9年(1997)刊。古今の文学作品や方言、キャンパス用語などから著者が収集したあらゆる日本語の悪態を網羅的に紹介する。平成10年(1998)、同年刊行の「日本方言詩集」と本作な...
かぎゅうこう【蝸牛考】
語学書。柳田国男著。昭和5年(1930)刊。カタツムリ(蝸牛)をさすことばの分布を調査したもの。近畿のデンデンムシ系を中心に、マイマイ系・カタツムリ系などの地域が波紋状に広がっていることから、方...
かた‐こと【片言】
1 語られる言葉の一部分。へんげん。「—も聞きもらさない」 2 幼児や外国人などの話す、たどたどしい不完全な言葉。「—の英語を話す」 3 なまり・俗語・方言など、標準から外れている言葉。「さると...
カターレ‐とやま【カターレ富山】
日本プロサッカーリーグのクラブチームの一。ホームタウンは富山市を中心とする富山全県。平成20年(2008)、地元のクラブチーム二つが統合して発足。翌年からJリーグに参加。 [補説]「カターレ」は...
かて
《係助詞「か」に接続助詞「とて」の付いた「かとて」の音変化。関西方言》 [接助]用言、助動詞「た」「ん(打消し)」の終止形や助詞「や」などに付く。 1 逆接の仮定条件を表す。たとえ…しても。「...
かべ‐ちょろ【壁ちょろ】
《九州地方などの方言。壁の上をちょろちょろ走り回るところから》トカゲやヤモリなどの類。
かみがた‐ご【上方語】
上方で使われる言葉。特に、江戸時代以降、京都・大坂を中心に使われた言葉。上方言葉。→江戸語
かむ
[終助]《上代東国方言》終助詞「かも」に同じ。「大君の命(みこと)かしこみ青雲(あをくむ)のとの引く山を越よて来(き)ぬ—」〈万・四四〇三〉
かや・す【返す】
[動サ五(四)]「かえす」の音変化。中世以降の語。現代では関西・北陸地方の方言。「ただで—・したらつまらん」〈水上・大阪の宿〉
かり
[助動][○|○|かり|○|○|○]《助動詞「けり」にあたる上代東国方言》用言や助動詞の連用形に付いて、回想・詠嘆の意を表す。…たなあ。「旅とへど真旅(またび)になりぬ家の妹(も)が着せし衣に垢...